PCのメモリ追加

訳あって、デスクトップPCのメモリを16GBから32GBに増設した

値段が4倍

3年前に組み上げたPC、Intel Corei5 13600k メモリ16GBのものにメモリを16GB追加して32GBにするもの。1年前と比べると、価格が4倍になっているのに驚き、腹も立ったが、仕方がないので、方々探して、できるだけ安いものを調達した。今使っているものと同じベンダ、型番で、Amazonのプライムデーで8GB 2枚組のモジュールが15000円未満で売られていたので、これにした。それでも3倍だ

これまでのメモリはマザーポートのメモリスロットのSlot2と4に設置していたので、追加メモリはSlot1と3に設置してCPU-Zでメモリの項目を確認すると、CAS-Latency、動作電圧を始め全てが同でじあるのは安心する

選別落ち品

ただ、最初に入れたメモリのベンダがSpecTeKとなっており、AI様によるとこの会社は「Micronの100%子会社で、主にMicronの製造プロセスで生じた選別落ち品などを再利用し、メモリを製造・供給」している会社となっているのには萎えた。今回の物はSamsung製となっているので、これもSamsungの選別落ち品なんだろうな。まあオーバークロックはしないので、害はないと思いたい。選ばれし者は”Crucial”とか言う箔が付けられて売られているんだろうな

ベンチマーク

それはともかく、メモリ増設前後の違いを確かめるために、2種類のベンチマークを行って見た

一つはCinebench R23、もう一つはAdobeの動画編集ソフトであるPremiere 2026

CinebenchはCPUのスピードを測るベンチマークソフトであるからして、メモリによる影響はないものとは思っており、その通りだったので、それでOK。ただし、買った当初はCPU Multiで24,000弱のスコアが出ていたような気がする。性能が落ちたのは、ひょっとしてCPU冷却ファンとかフィンに埃が付いて、冷却が追い付かなくなってThermal Throttlingが起きたせいかも知れない。実際、CoretempでCPU温度を見ていたら、20ある論理プロセッサのうち3つのプロセッサで頻繁に100℃に達して”!”マークが点灯していた。久しぶりにケースを開けて、ファンとかフィンに積もった埃を見てうわっ!と思って、一生懸命掃除機で吸ったり、ブロアーで吹いたりしたが、完全除去は難しくて諦めた。上の表で、16GB、グラボありのCinebench Multiのスコアだけが22,000を切っているのは、最初のテストで掃除前だったからだと思われる

Premiere と言うソフトは、Premiere側で、確保できるメモリを指定できるようになっている。テストにあたってはメモリ16GBの環境では11GBを割り当て、32GBの場合は24GBを割り当てる設定としてある。FHD 2分52秒の動画を書き出させた時の所要時間を計測している

書き込み時のオプションでソフトウェアエンコード とハードウェアエンコードの2種類の設定でテストした

10%向上

その結果、全体として、メモリの量による書き出しのスピードは、10%程度の向上と、メモリを倍増したほどの効果はないようだ。例えば、

16GB グラフィックスボードありハードウェアエンコード 1分16秒
32GB グラフィックスボードありハードウェアエンコード 1分09秒

16GB グラフィックスボードなしソフトウェアエンコード 7分43秒
32GB グラフィックスボードなしソフトウェアエンコード 7分04秒

以上で、今回のメモリ増設後のテストの主目的は終わり

グラボの有無による性能差とその仕組み

ここから先は、グラフィックスボード(以下グラボと略す)の有無による速度差の話。例えば

32GBでのハードウェアエンコードでグラボありのハードウェアエンコード 1分09秒
32GBでのハードウェアエンコードでグラボなしのソフトウェアエンコード 7分00秒

6倍の違いがある。この違いがどこから来るのかをAI様にお聞きして表としてまとめたのが下記(これは、Premiere上でソフトウェア/ハードウェアエンコードを指定した場合であり、Intel CPUで末尾Fの型番のように内蔵グラフィックス機能のない場合は別の話となるので注意)

ソフトウェアエンコードでは、全ての処理をCPUで行って外付け/内部グラフィックスプロセッサは一切働かないかと言うと、タスクマネージャを見ている限りそうではないので、AI様にお聞きしたところ、、内蔵グラフィックスプロセッサ/外付けGPUともがっつり働いているようだ。大雑把な理解だと、外付けGPUのエンコード処理がCPUより高速であること、エンコードの前段の、外付けGPUで処理される、レンダリング結果のデータ転送がGPUの中で高速に行われることで、ハードウェアエンコードによる方が圧倒的に早いということらしい。また、CPUによるエンコードの方が映像品質が良いことが多いが、その差は非常に敏感な人が良く見ないとわからない程度ということだ

なので、結論としては、グラボを搭載しているのであれば、常にハードウェアエンコードにしておけば良い、と言うことになる

本日の教訓

メモリが「選別落ち品」と言われると、何だか心配になって来るよね
表の配色がいまいちだね

2026/07/20
んねぞう

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