Archive for the ‘日記・コラム・つぶやき’Category

PCのメモリ追加

訳あって、デスクトップPCのメモリを16GBから32GBに増設した

値段が4倍

3年前に組み上げたPC、Intel Corei5 13600k メモリ16GBのものにメモリを16GB追加して32GBにするもの。1年前と比べると、価格が4倍になっているのに驚き、腹も立ったが、仕方がないので、方々探して、できるだけ安いものを調達した。今使っているものと同じベンダ、型番で、Amazonのプライムデーで8GB 2枚組のモジュールが15000円未満で売られていたので、これにした。それでも3倍だ

これまでのメモリはマザーポートのメモリスロットのSlot2と4に設置していたので、追加メモリはSlot1と3に設置してCPU-Zでメモリの項目を確認すると、CAS-Latency、動作電圧を始め全てが同でじあるのは安心する

選別落ち品

ただ、最初に入れたメモリのベンダがSpecTeKとなっており、AI様によるとこの会社は「Micronの100%子会社で、主にMicronの製造プロセスで生じた選別落ち品などを再利用し、メモリを製造・供給」している会社となっているのには萎えた。今回の物はSamsung製となっているので、これもSamsungの選別落ち品なんだろうな。まあオーバークロックはしないので、害はないと思いたい。選ばれし者は”Crucial”とか言う箔が付けられて売られているんだろうな

ベンチマーク

それはともかく、メモリ増設前後の違いを確かめるために、2種類のベンチマークを行って見た

一つはCinebench R23、もう一つはAdobeの動画編集ソフトであるPremiere 2026

CinebenchはCPUのスピードを測るベンチマークソフトであるからして、メモリによる影響はないものとは思っており、その通りだったので、それでOK。ただし、買った当初はCPU Multiで24,000弱のスコアが出ていたような気がする。性能が落ちたのは、ひょっとしてCPU冷却ファンとかフィンに埃が付いて、冷却が追い付かなくなってThermal Throttlingが起きたせいかも知れない。実際、CoretempでCPU温度を見ていたら、20ある論理プロセッサのうち3つのプロセッサで頻繁に100℃に達して”!”マークが点灯していた。久しぶりにケースを開けて、ファンとかフィンに積もった埃を見てうわっ!と思って、一生懸命掃除機で吸ったり、ブロアーで吹いたりしたが、完全除去は難しくて諦めた。上の表で、16GB、グラボありのCinebench Multiのスコアだけが22,000を切っているのは、最初のテストで掃除前だったからだと思われる

Premiere と言うソフトは、Premiere側で、確保できるメモリを指定できるようになっている。テストにあたってはメモリ16GBの環境では11GBを割り当て、32GBの場合は24GBを割り当てる設定としてある。FHD 2分52秒の動画を書き出させた時の所要時間を計測している

書き込み時のオプションでソフトウェアエンコード とハードウェアエンコードの2種類の設定でテストした

10%向上

その結果、全体として、メモリの量による書き出しのスピードは、10%程度の向上と、メモリを倍増したほどの効果はないようだ。例えば、

16GB グラフィックスボードありハードウェアエンコード 1分16秒
32GB グラフィックスボードありハードウェアエンコード 1分09秒

16GB グラフィックスボードなしソフトウェアエンコード 7分43秒
32GB グラフィックスボードなしソフトウェアエンコード 7分04秒

以上で、今回のメモリ増設後のテストの主目的は終わり

グラボの有無による性能差とその仕組み

ここから先は、グラフィックスボード(以下グラボと略す)の有無による速度差の話。例えば

32GBでのハードウェアエンコードでグラボありのハードウェアエンコード 1分09秒
32GBでのハードウェアエンコードでグラボなしのソフトウェアエンコード 7分00秒

6倍の違いがある。この違いがどこから来るのかをAI様にお聞きして表としてまとめたのが下記(これは、Premiere上でソフトウェア/ハードウェアエンコードを指定した場合であり、Intel CPUで末尾Fの型番のように内蔵グラフィックス機能のない場合は別の話となるので注意)

ソフトウェアエンコードでは、全ての処理をCPUで行って外付け/内部グラフィックスプロセッサは一切働かないかと言うと、タスクマネージャを見ている限りそうではないので、AI様にお聞きしたところ、、内蔵グラフィックスプロセッサ/外付けGPUともがっつり働いているようだ。大雑把な理解だと、外付けGPUのエンコード処理がCPUより高速であること、エンコードの前段の、外付けGPUで処理される、レンダリング結果のデータ転送がGPUの中で高速に行われることで、ハードウェアエンコードによる方が圧倒的に早いということらしい。また、CPUによるエンコードの方が映像品質が良いことが多いが、その差は非常に敏感な人が良く見ないとわからない程度ということだ

なので、結論としては、グラボを搭載しているのであれば、常にハードウェアエンコードにしておけば良い、と言うことになる

本日の教訓

メモリが「選別落ち品」と言われると、何だか心配になって来るよね
表の配色がいまいちだね

2026/07/20
んねぞう

紫陽花 開放馬鹿一直線

私の属している写真クラブでは、メンバの撮った写真の合評が中心に行われているが、このところマクロレンズで撮影した写真で盛り上がっている。その中で、ボケの美しさと言うことが度々取り上げられている。私はマクロレンズは持っていないが、ボケの美しさとはどういうものかがわからないので、手持ちの35mm単焦点、開放F1.4のレンズを握りしめて、紫陽花の盛りには遅れてしまったが、撮りに出かけた。F1.4~2.0で撮影。これのボケが綺麗なのか汚いのか、機会があれば教室でお聞きしたいと思う

その前に、この写真、どこにピント合ってんの?まずそこからだな、お前の写真はよぉ、とか言われたりして…

2026/06/27
んねぞう

27

06 2026

アイルランドひとり旅

11月上旬、2週間程アイルランドとイギリスを独りで旅をして来た

 きっかけは、私は、旅をする前に、その土地について多少の知識を仕入れて出かけるようにしているのだが、以前、津軽や佐渡に行く際、司馬 遼太郎の「街道をゆく」シリーズの本を読んでいた時に、同じシリーズの「愛蘭土紀行」の表紙の写真が目に留まったことだった。これは数年前のことで、ダブリンのトリニティ大学の図書館の内部の写真だったが、非常に歴史を感じる写真だったので、その後、その本を購入して読んでいるうちに、アイルランドの国の成り立ちと言うものに興味を持つようになった。宗教を軸としてアイルランドがイギリスに蹂躙されて来た歴史と、そこに住む人々に勝手にシンパシーを感じ、また、ドルイド教の痕跡も残しつつキリスト教のベールを被ったような精神文化と自然、気候、そのようなものにも惹かれるようになった。また、最近私の所属する写真倶楽部の講師の先生が主宰する映画教室で、ロバート・フラハティ監督のドキュメンタリー映画「アラン(Man of Aran)」が取り上げられ、それを視聴して、厳しい自然に立ち向かって生きている人々に強い印象を受けたこと、さらに、アイルランドは人口は数百万人程度なのにノーベル文学賞受賞者の数が非常に多いことがわかり、ジェームス・ジョイスの「ダブリナーズ」などを読んだ。さらに、アイルランドの国民的音楽家としてTurlough O’Carolan(ターロフ・オキャロラン)と言う人がいることを知り、その典雅なIrish harpの響きにも魅せられたりして、行きたくなったので、多分私の最初で最後となるであろう海外独り旅を敢行することにした

 目標を下記の4点に設定した

  1. アイルランドのアラン諸島のInishmore(イニシュモア)島で、Dun Aengus(デューン アンガス)、Black Fort等の崖を訪ね、その道すがらの風景を探訪する
    • まずアイルランド Inishmore島に入り、映画「アラン」に現れている風景の中を歩き、空気に触れたい。その中で、島のキリスト教、あわよくばドルイド教の残渣、妖精の気配などを感じたい
    • Irish harpは無理だがリコーダーを持参して、崖で一人Turlough O’Carolanの曲を奏するのも乙なものではないかと(そのために採譜までした)
  2. アイルランド本島のCriffs of Moher(モハーの断崖)を訪ね、その周辺のTrailを歩き、風景を探訪する
    • Galwayからレンタカー等を使ってCriffs of Moherまで行き、その周辺のTrailを歩いて、探訪したい
  3. アイルランドのDublinで、ジェームス ジョイスの「ダブリナーズ」に出て来る掌編の舞台を探訪する
    • ジェームス・ジョイスの「ダブリナーズ」の中の「小さな雲」の主人公、リトル・チャンドラーが歩いた場所をトレースし、その時代の記憶を探したい
  4. イギリスのCotswolds(コッツウォルズ)で、Foot Pathを心行くまで散策する
    • イギリスでは、牧草地等の私有地でも部外者が自由に通行することのできるFoot Pathが整備されていると聞く。Cotswoldsの「最も美しい村」と言われている家並もそうだが、イギリスのなだらかな起伏の、緑滴る野原を独りで存分に満喫したい

 時期は、本当は自然が牙を剥き出す真冬の完全なるシーズンオフで、全く人のいない状況が良いのだが、Inishmore島の宿が冬季休業に入ってしまうので、そうなる前のぎりぎり11月上旬に設定した

 宿、移動その他はWebと電話で自分で手配した

 旅行にあたり、下記の書籍、資料を読み、準備した
– 【書籍】「街道をゆく 30 愛蘭土紀行 I」, 司馬 遼太郎 朝日新聞出版
– 【書籍】「街道をゆく 31 愛蘭土紀行 II」, 司馬 遼太郎 朝日新聞出版
– 【書籍】「ガリバー旅行記」ジョナサン・スイフト著 原民喜訳 青空文庫
– 【書籍】「ダブリナーズ」 ジェームス・ジョイス著 柳瀬 尚紀訳 新潮文庫
– 【書籍】「アラン島」 ジョン・ミリントン・シング著 姉崎 正見訳 Web版 ↓
(https://yab.o.oo7.jp/Aran%20Is%201.html)(https://yab.o.oo7.jp/Aran%20Is%202.html)(https://yab.o.oo7.jp/Aran%20Is%203.html)(https://yab.o.oo7.jp/Aran%20Is%204.html)
– 【書籍】「地球の歩き方 A05 愛蘭2025-2026年版」地球の歩き方 編集室編 地球の歩き方
– 【映画】「Man of Aran」Directed by Robert J. Flaherty
https://www.youtube.com/watch?v=9RSlebOCp0E
– 【音楽】Turlough O’Carolan’s Ramble to Cashel
https://www.youtube.com/watch?v=VpbGTaCakAY&list=RDVpbGTaCakAY&start_radio=1
<楽譜> 自分で採譜

 悪乗りして旅のパンフレットまで作成した(ドヤ顔工作枠)。使っている写真は帰って来てから自分で撮ったものに差し替えている

 「有名な何処かに行って有名な何かを見る」のではなく、限られた日数、場所ではあるが、ミステリアスなアイルランドの自然、人、文化、歴史、そういうものをひっくるめたアイルランドについて自分なりの見方を得ることが主眼である。有名な場所を目標とすることはあるが、そこに行きつくまでの何気ない風景、事物にむしろ主眼を置く。私の写真ブログ「んねブラ」に、一連の旅の写真を掲載するが、それぞれについての感想、キャプションは基本的に付けない。旅を終えた後、自分が何を感じて、どのような見方を得たかについて、可能であればこのブログに纏めたいと思っている

2025/11/20
んねぞう

ndaznnez.com創設20周年

2005年に我が独自ドメイン ndaznnez.comを創設して以来、20周年を迎えることができた

因みに15周年の時にも書き込みをしたが、当時との比較が下記

15周年現在(20周年)
書き込み件数(*1)5,8536,182
データ容量41GB97GB
ファイル数90,000157,000

*1 このBlog、写真Blog(nNEBLUR)、インド写真Blog2つ、Murphy’s Law Blog合計

この5年間に書き込みをしているのはこのBlogと写真Blog(nNEBLUR)なので、この2つのBlogの書き込み件数を抜き出して見ると、5年間で写真Blogの記事数が倍増していることが分かった

15周年現在(20周年)
このBlog538646
写真Blog209430

以下は15周年の時に書いたものだが、その時の気持ちは今も変わっていない

とにかく、自分のドメインを持っていて、サーバ(レンタルだが)を運営しているという密やかな誇りを持ち、そしてサーバの設定、ソフトの設定、コンテンツを作成していじくること、それらすべてをマイペースで、楽しく、辛いときはしばらく放置し、というスタンスでやって来た。この10年は、写真に嵌り、そして昨年からは文芸同人誌に加入させていただき、勢い「表現」の場としての比重が高くなってきている。自分の撮った写真、捻り出した文章、そして明らかに何の役にも立たないもの、しなくても良いものの集積で、これらが人に見られようが見られまいが構うことはない、自分は自分の表現したいことをただ発表する、そのことが、自分をかなりの程度開放してくれている、ということを、今改めて思う。

年内はことある毎にこのロゴとシールを貼りまくる所存。また、関係各位のご理解、ご協力のお陰でここまで来れたことに感謝して、一人謝恩パーティを開催したいと思う。と言うか開催中(毎日の晩酌)

悪乗りして作ったステッカー。「ドヤ顔工作」枠で

2025/07/30
んねぞう

PoC, PoVとPoB

あるビジネス関係のMailing listで配信されて来たmailを読んでいたら、PoC, PoV, PoBと言う用語が目についた。調べて見たら

PoC : Proof of Concept(概念実証)

あるアイディアが、その概念に基づいて、実際に成立、作動するかを実証する

PoV : Proof of Value(価値実証)

それが相手に対してどれだけの価値をもたらすか検証する

PoB : Proof of Business (事業性検証)

これでビジネスとして成立するか収益性等を検証する

と言うものだった

要するに、

  • アイディア倒れではなく、実際にしっかり動くんだよね
  • 相手に本当にメリットがあるんだよね
  • 儲かるんだよね

と言うことを確認するステップのことだ

先日超音波距離計の製作にあたり、「概念上はできることは分かっていても、実地に応用してみると、予期せぬ事象が起きるので、色々と工夫や対策が必要なのだな、と言うことを身を以て体験した」と言う感懐を書いたのを思い出し、ああ、これはPoCに該当するのだな、と言うことに思い当たった

超音波発信機とセンサーを使って発信から反射波を受信するまでの時間で車体との距離を計算し、一定限度を越えたらブザーで警告音を鳴らす。この制御をマイコンでやらせることは理屈から言って当然できることであるが、実際にやって見た時に、気温による音速の変化を考慮に入れていなかったために、机上の検討の時には思いもしなかったことが起きた。これはPoCの段階で問題の洗い出しができたと言えるだろう

PoVについては、これは私にとって明確である。この距離計のお陰で、車の車体に傷をつけることがなくなり、今までかけた修理費用ウン十万円の支出を繰り返すことがなくなるというものである

PoBについては対象外

と言うか、こんな小さなことでいちいちPoCだなどと小面倒臭いことを言っているのは私だけだと思うが、小面倒臭いついでにフローチャートを作って見たので掲載する

フローチャート

ここでのミソは、PoCなりのPhaseでNon-conformanceなりDefectが検出された時に、それを修正するのか、それとも許容して次に進むかと言うステップの存在。引き合いに出した私の超音波距離計では、気温により検出距離(警告発出閾値)のゆらぎが発生するが、2mm程度なので、これは運用上で吸収するという判断をしている。本当は、温度計を追設して、時間を計算する都度、音速を計算するようにすれば良いのだろうが…

フィボナッチ数列と黄金比

フィボナッチ数列の隣り合った数の比が、黄金比に漸近するという話をYouTubeで言っていた。何のことかと言うと…

下記の数列を見て欲しい

0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21…

第一項はゼロ、第二項は1を初期値とする。第三項は、第一項のゼロと第二項の1の和とする。同様に、第4項は第二項の1と第三項の1の和とする。以下同文。このような数列をフィボナッチ数列と言う。一般項(漸化式)は下記のように書けるか

自然の諸現象にもその数列に従っているものが多くみられるという

私の場合は写真や絵画の構図の話の時によく聞くが、具体的には、1 : 1.6180339887…と言う比の形。右の1.6180339887…は無理数で、黄金数と言うらしい。数字の字面はともかく、この数字に何の意味があるかについては私の知っている範囲でもこんなところに書くスペースもないので、各自検索して欲しい。すごく深い森が待っていると思う

問題は、上のフィボナッチ数列の一つの項が、その前の項の何倍になっているかの比が、この黄金数にだんだん近づいて来る、というもの

まず一般に使われるであろう1 : 1.618の値に対して、フィボナッチ数列13項めの144で1.61797、14項めの233で1.61805となり、割合早く収束するのだな、と言うことがわかった

この収束の波形を見ていて、ひょっとして音響として再生してみたら、何か深遠な自然の真理を垣間見ることができるかも知れないと思い、最初の部分だけを抜き出して見た(1.6180…を0Vにシフトしてある。また、このままの電圧だとスピーカーが壊れるので、正規化が必要かも知れない)

だけど、苦労して再生して見ても、「プッ」とかいうしょぼい音で終わるような気がしたので、やめておく

関係ないが世の中には電圧波形を見ただけでどういう音がするかわかる能力を持った人がいてもおかしくないような気がする。うん、これは1980年、カール・ベームが振ったウィーン・フィルのベートーベンの5番だな、燻銀の響きがするぜよ、とかコメントする…

我に還って話を戻すと、このフィボナッチ数列って、Excelで簡単に作れて、比の計算も一気にやれるんじゃね?と言うことに今気が付いた

いやいや、この数列を定式化して、プログラミングすることに意味があるのだ、と言うことでソースコード

本日の教訓

ここに書いた一連の処理はExcelでOne thoughでできることに後で気が付いたが、アルゴリズムを考えてプログラムすることに意義があるのだという言い訳が見つかって良かった

2025/06/14
んねぞう

超音波距離計 – 事の始まり

0. 発端

先日車をバックで車庫入れしている時に車庫の壁に擦り、傷をつけた。修理に多額の費用がかかる。頭に来て、助手席側の壁と車体の隙間が許容限度を下回ったらブザーで警告するような仕組みを作ろうと、鼻息も荒く超音波距離計を作り始めた

鼻息荒くと言われても何のことかわからないと思う。要するにこういうことである

超音波で車体との距離を計測して、車体が壁に近づき過ぎた時にブザーで警告するというもの

Raspberry Pi PICOをコントローラとして、超音波センサーとブザーをGPIOでつないで構成する。電源は、ACアダプタ―を使うのが手っ取り早いが、車庫で雨風は防げはするが半ば屋外なので、まず006Pの積層乾電池を3端子レギュレータで5Vに落として使うことを考える

1. 電源 ユニット

秋月電子通商で250円で売られていたキットを組み立てた

部品内訳
慣れた人だとこの程度の工作は目を瞑ってでもできるだろうが、私には相当の覚悟が必要な訳で…届いてから3~4日はこれと睨めっこをしていた

基板への部品のハンダ付けにあたっては、先日製作したハンダ付サポート台が基板の固定に活躍した。すばらしい(自画自賛)。右の写真は出来上がりだが、LEDは省電力のため敢えて付けなかった。そうであればその左の電流制限抵抗も、付ける必要がなかったのに後で気が付いた

出来上がった電源から、ちゃんと5Vが出ていることを確認した後、これまで作ったおもちゃ類につなげて見た(左: Raspi Pico Display 右:やる気のない信号機 )。問題なく動くことに満足して、今日のところはこれでおしまい

< 余 談 >

電源ユニットの出力をMicro USB端子に繋げるために、100円均一ショップで買ったケーブルを切断して使った。充電と通信両方できると謳っているケーブルだったが、WEBで調べたUSBケーブルの規格と異なり、シールドやドレインワイヤが省かれていた。こういうところでコストを省いているのだなということがわかった

2025/05/31
んねぞう

澪25号 合評会

 去る4月29日(昭和の日)に、横浜市内某所で文芸同人誌 「澪」 25号の合評会が開催された。編集長以下同人3人の計4人で、真摯な議論が交わされた

 今号の私の作品「異界」は、澪史上初(だと思う)のホラーSFフォトストーリーだが、さすがに同人諸氏の的確な読み取り方に敬服した。特に、SFとしての構成、視点についてなるほど、そうかと言う指摘、示唆も頂き、ありがたくも「これからも読みたい」と言う声も頂いたのに対して、もう私はこれ一発で、もう書けませんから、と思っていたのが、では、折を見てまた書いてみるかと言う気持ちになったのは自分でも意外だった。ただし、編集長の先生から、あなたの写真の持っているリリシズムは、失って欲しくはないですとのお言葉もあり、拝承

 私の作品以外にも、他の同人諸氏の間で私とは比べ物にならない高いレベルの指摘、アドバイスなどが行き交い、溜息をつきながら家路についた次第。ただし、眉間に皺を寄せて文学論をブつ、等とは程遠い、非常にアットホームな雰囲気なので、今回止むを得ず欠席された同人にも、次回からはぜひ参加してもらいたいと思う。私がしっかり底辺を堅めているので、その点で心配することはないです、と言いたい

参考までに、私が初めて合評会に出席した時の記事のリンクをこちらに置きます

20245/04/29
んねぞう

写真の成立性

今般、私が同人として所属する文芸同人誌「澪」の25号(2025年3月発売)に、ホラーSFフォトストーリーと銘打って、写真と文章をミックスした作品を投稿した。これは、ホラーSFとしてのテイストを出すために、白黒写真を、疑似的なソラリゼーション技法を使って階調を弄って作成した写真を何枚か使っている。私が所属している写真倶楽部の先生(「澪」の編集長と同一の方)から、ソラリゼーションと言う技法があるとお聞きしたことから思いついたものだ

この写真を、写真倶楽部の他のメンバにも、刺激を与える意味で、合評会で提出して見るようにと言われたので、何枚かをセレクトして、合評会に臨んだ。その場で私は、これらの写真は、やはり文章との対でないと、そのメッセージ性を失い、写真単体では成立しない、と言うことを強く感じた。一枚一枚の写真を前にして、貴方は何を感じて、何を撮って、何を言いたいのですかと聞かれたとすると、この写真だけを見た人に、自分でも説明できる気がしなかった

その次の回に、今度は、写真単体としての作品としてソラリゼーションを施したものを提出したが、この時は、私も、この写真の意図について自分なりに説明をすることができた。もちろん、この手の写真は万人に受け入れられるものではないにしろ、見て下さったメンバには、まあ、一応写真だよね、と言う受け止め方はして頂けたと思っている

ソラリゼーションを施したかどうかは別として、フォトエッセーの一部として使った写真を、単独写真として見た時の成立性(の欠落)が私にも明確に分かり、なるほどな、と言う気づきだった

2025/04/20
んねぞう

ハンダ付けサポート台

このところ、電子工作+プログラミングの真似事をする時間が増えて来た。そうするとハンダごての台が欲しくなって来たので自作を考えた。しかし、材料は100円均一ショップなどで安く買えると思ったが、近くのショップには使えそうだと思えるものがなかったり、たとえあったとしても組み上げるための工具にコストがかかりそうな気がして来たので、Amazonで700円程度の完成品を注文した

それ以上に不便に感じているのが、ハンダ付けの時に手が1, 2本不足していることだ。右手にハンダごて、左手にハンダを持ったうえで、リード線を支えたり、他の部品を押さえたりしながらハンダ付けをしなければならない時があり、そこらへんにある文鎮代わりの重りや何かを動員してしのいでいた。巷では鰐口クリップを応用した便利そうなものが売られているが、それは三次元的な配置をしながらハンダ付が必要となった時に考えれば良いと思い、まずはリード線を繋げるための簡易な台を自作することを考えた。これならば、手持ちの材料 + αでできると思った

で、作った ↓

どういう風に使うか ↓

実演 ↓

肝心のハンダの出来上がりは、下の写真のように棘が出てしまっているので良くはない。自分の視点からは完全に陰になっていて気付かなかった。しかしこれは本人の技量の問題で、この台の機能の価値を何ら損なうものではない

こういう時は熱収縮チューブで隠蔽だ!

以下はどのように作ったかの記録

基本構成

台座とガイドは既に木工用ボンドで固定した。木材の切断面があまりにも汚いことからぼろ隠しと装飾のために、アセテートテープを張りまくっている。これが後で思わぬ効果を発揮した

左から スライダー、台(ガイド取り付け済)、ガイド


日東電工製アセテートテープ
本来は絶縁用

台の構造

① 台(1 x 4材) ② ガイド
(3Dプリンタ用のCADデータより … 嘘。PowerPointで作成)

スライダー

アイクリップを穴を通して木ネジで固定しているが、薄いのでそのままでは貫通するため、M3のワッシャーを適宜重ねて長さを稼いでいる。最終的に周囲を木工用ボンドでこてこてに固めた

良い点

斯くして出来上がったのだが、この台の良い点は、リード線の接合において、スライダーがスライドするので、予め両方のリード線の位置合わせをした後一旦離し、双方に予備ハンダをして、そのまま戻せば位置が元通りになって、作業の流れが妨げられない所だ(と思う)

この時、台とスライダーの摺動面に貼ったアセテートテープが良い仕事をしていて、滑らかながらも適度な抵抗でスライドするので、なかなか気持ちが良い(個人差があります)

巷ではプラスチック製で、このようなリード線の接合のためのコンパクトな補助具が300円台で売られているが、このように、予備ハンダのことまで考慮しているものはない(出来上がってから気づいたことだけどな)

部品表とコスト

以上、直接原価160円でできた。上に記した機能とこの価格、世の中にこれ以上のコストパフォーマンスを発揮するものはない(当社比)

本日の教訓

– 160円でハンダ付けサポート台が作れた
– アセテートテープが良い仕事をしている(バリ隠し + スライドの操作感)
– 木工用ボンドは困った時の友
– 最終的にこの形に落ち着いたが、そこに至るまで、制約のある中、身近にあるいろいろなものの組み合わせを考えるのも楽しい。老化の加速度増加抑制にもなる(と信じたい)
– DIY店の中をうろつくのは楽しいよね

クリエイター(だってよ!)の特権による命名

んねぞう式はんだ付けサポート台 (略称 んねハン台)
nNEZOU’s Soldering support bench (Abbr. nNESolb んねぞるぶと読んで)

2025/04/12
んねぞう