カメラが壊れた

スナップ用カメラとして使っていたRICOH GRが壊れた。昨日、出先で撮影しようとして電源を入れたら液晶に被写体が写らなくなっていた

帰宅して確認したら、

電源をボタンを押すと、レンズが出る/液晶には撮影データ(撮影モード、絞り値、ヒストグラム等)は表示されるが、レンズを通した被写体の画像が表示されず真っ暗

この状態でレンズをのぞき込むと絞り羽根が全閉状態

何度かシャッターボタンを押すと、絞り羽根が開くが、その後にもう一つ幕があり(シャッター?)、全閉

さらにシャッターボタンを何度か押すと、その奥の幕が開いた状態になり、その後数秒で画面に被写体が表示され、正常に撮影ができるようになる

昨日から何度か試してみているが、状況は変わらず、NETで調べてみても同様の事象の記述もないし、RICOHのHPで見てもこのモデルは既に鬼籍に入っていて修理対象外のようだ

一眼レフを持ち出さない時でも、カバンには必ずこのカメラを潜ませて出かけていたし、撮影に出かけた際はワイドコンバージョンレンズを付けて首からぶら下げて撮影していた。撮影枚数の割には酷使されていますねと、前回修理を依頼した時に、サービスセンターの人からも言われていたが、とにかくスナップ写真を撮るときに、いやそうでなくてもこのカメラがないとかなり困ったことになる

代替はないかといろいろ調べてみたが、今のカメラ市場では、スナップシューティング用のカメラが昔に比べて極端に減っているのに愕然とした

現行のGRはIIIとなっているが、価格が12万円以上する。ワイドコンバージョンレンズを付けると20万円近くになる。スナップ用カメラとして私にとても買える金額ではない

また、富士フィルムのX100Vは、レンジファインダー風のファインダーが付いていて、GRの液晶では明るい屋外では全く見えずフレーミングの確認ができなかったので、非常に魅力的たが、メーカで生産見合わせ(終了ではないらしい)で定価の表示はあるが出荷されていないようで、Webで見たら20数万円の値段が付いていた

範囲を広げて、OlympusのTG-7も見てみたが、センサーサイズが小さく、私のように撮って出しで勝負できるような腕がなく、後々いろいろLightroomでいじくるような使い方には、画素数で不満が残る

これ以上範囲を広げると、もう一般のズームレンズ付きコンデジの世界に入ってしまうので、市場での代替カメラ探しは一旦ここで諦めることにした。やはりスマートフォンのカメラが普及したせいで、この手のカメラは衰退してしまったのだなと実感する

当面は、手持ちのOlympus Pen(PL1s)にFour Thirds(Microではない方)のパンケーキレンズを使って代替しようと思う。防湿庫から引っ張り出してみたら電池が切れていたので充電しているが、完全に放電した後充電して、電池が駄目になった経験があるので、これが駄目な場合は、また悩まなければらない。

だけどやっぱり大きいなあ。MFT(Micro Four Thirds)のアダプタを介してレンズを付けていることもあるし、持ち歩いているうちに電子ビューファインダがもげてしまいそうな予感がする

MFTの単焦点パンケーキレンズの中古を物色を始めている

2023/11/07
んねぞう

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