Archive for the ‘日記・コラム・つぶやき’Category

私的ビデオミーティングセット

プライベートでもオンラインで話をすることが多くなった。いろいろ必要に迫られて、小物を探して見た。

iPhone、 iPadで、こちらが複数で参加する場合、カメラの画角が狭くて一人しか画面に入れないため、探してみたら、やはりあった、コンバージョンレンズ。クリップでiPhoneを挟んでレンズの前に来るようにする。

表のレンズを外すとマクロレンズとして使えるそうな。

使ってみると、iPhone8のレンズは35mmフィルムカメラ換算で焦点距離が29mm相当のものだそうだが、コンバージョンレンズを使うことで私が持っているレンズのうち一番広角である17mmより画角が広くなった。ただし、樽型の歪曲がひどい。オンラインミーティングに使うので別に困らないが。

もう一つ、iPhoneを掴んで三脚座に固定できるアタッチメント。三脚で有名なManfrottoのもの。三脚は高くて買えないので、せめてもの贅沢。

全く同じに見える製品が、国産のブランドでも売られていたが、見栄を張って300円程度高いこちらを選んだ

底面と背面の2か所にねじ穴がついている。さすがにManfrottoを名乗るだけあって頑丈そうだ

背面にスタンドがあるので、簡易スタンドとしても使える。この付け根は華奢そうだ。上下の赤い柔らかいプラスチックの貼ってある顎を引っ張ってiPhoneを入れるのだが、バネが強くて、ここからiPhoneが外れて落ちる心配はまったくない代わりに油断すると顎と本体の間に指を挟んで、痛みのあまり体の動きが停止することになる。

これらをiPhone 8に付けてオンラインミーティングにセットアップして見た

カメラは画角が広くなったので、こちら側は二人が並んだ様子が十分写せるようになった。角度も三脚が使えるようになったので、好きな角度にセットすることができた。外付けスピーカで音質もグッド。問題は、画質だ。前面カメラの画素数が背面カメラに比較して少ないことと、レンズ自体の性能が良くないらしく、相手からはぼやけているとの指摘があった。レンズ自体の性能はもう仕方がないとして、今後は背面カメラを使った形を模索したい。

世の中には広角レンズを備えたり、また望遠レンズを備えたスマートフォンもいっぱいあるので、そういうスマートフォンにすれば、という意見も当然ある。しかし私はスマートフォンのカメラに対して多くを期待していない。私のブログを見て頂いている方は(いないだろうが)わかるように、私は写真を趣味としていて、いつも出掛ける時は最低でもRAWで撮影できるコンパクトデジカメを携行しているので、「写真」を撮る場合はこれを使う。スマートフォンのカメラはメモ代わりに、とか、ちょっとカメラを取り出すのが面倒だったり、カメラを取り出すと構えるような相手を撮るという時しか使わない(そもそもめったに人は撮らない)。シャッター音も嫌だ。なので、私はビデオミーティングだけのために広角レンズを備えたスマートフォンを買う必要も、理由も見出せないのです。

下は例によりSystem Diagram

2020/07/11
んねぞう

Illustrations : Courtesy of Silhouette Illust (www.silhouette-illust.com)

トラブルの原因は修正した部分にしかない!

先月のある時からこのブログのトップページのサイドバーのメニューが消えた。気になっていて、時々テーマを入れ替えたり、訳がわからないままPHPのバージョンアップをしたり、ひょっとしてCSSの変なところをいじったのではとかいろいろ心配しながらつついていた。

今日、ふとWebを見ていたら、タイトルのようなフレーズが目に留まり、読み進んでみたら、Wordpressで表示が乱れたりする場合、初心者はテーマの再インストールやWordpressの再インストール等大掛かりなことをやろうとするが、大概原因は自分で作成したデータ、記事のタグの閉じ忘れ等に起因することが多いとのことだった。いくつかの例が示されており、私の場合、ブログの表示がおかしくなった前後の記事の中身を確認していたら、図星だった。HTMLのブロックで<div>のブロックが閉じられていなかったせいだった。この言葉のおかけでもやもやしていたものが払拭された。有難いことである。これからはこの言葉を忘れずに生きて行きたい。

2020/06/12
んねぞう

まだんねぞう在宅勤務システム

在宅勤務システムお知らせ盤に手を入れた。今度は電子ブザーを付けて、表示を開始するときに注意を喚起するために音を出す。

まず最初に電子ブザーをGPIOのピンに繋ぎ、単純にOn/Offさせるもの(変な音が出るので注意してください)

次に、PWM(Pulse Width Modulation)を使って音量を調整できないかと試したもの。音量は調整できなかったが、とぼけた味が出た

どちらがお好みでしょうか。家人がどのような反応を示すか、ちょっと心配だが…

2020/05/30
んねぞう

P.S.

在宅勤務は必要にかられて始めたが、これまで続けてきて、どこまでできるか、何ができないかがある程度わかって来たと思う。多分これがきっかけで在宅勤務が市民権を得て来るだろう。デジタル化が世界の潮流であり、日本はこれに抗ってきたが、日本の社会がそのデジタルな環境の中でどこまで仕事をできるようになるか、世界の潮流に追いつくために、ある意味良い機会だと思う。働く側だけでなく、経営する側にとっても。

やる気のない信号機 – Raspi遊び

Raspberry piで、PythonのGPIOからPWM(Pulse Width Modulation)機能を使って、LEDの点滅の遊び。ただ単にチカチカさせるのでは芸がないので、ふわっと点滅させる。結果として、やる気のない信号機ができた

赤と青のやる気のなさよ
黄色だけ小さいのは注文を間違えたため

2020/05/24
んねぞう

しつこくんねぞう在宅勤務システム

前回稼働状況お知らせ盤の製品化に成功したのに気を良くして、今度は廉価版を作った。

Raspberry pi Zero WHという、最も初期型のモデルをこの表示機能に特化して、Raspberry pi 4は開発用に使いたいため。昨日早速届いたので、鼻息も荒くパッケージを開けてセットアップを始めた。モニタの表示用のHDMI端子がMini HDMIと、モデル4のMicroではなかったことに気づき慌てたが、デジカメとテレビを繋いでいるものにMini HDMIケーブがあったので事なきを得た。と思いきやモニタの表示がされず、やきもきしたが、どうもケーブルの接触が良くなかったようだ。デジカメをつないだ時に、うまく端子の角度を調節してご機嫌を取らなければならなかったことを思い出し、交換した。やれやれと思ってOSのインストールを始めたが途中で間違って電源を抜いてしまい、あわてて繋ぎ直して再起動したが処理が全然進まず、SDカードの初期化から再度やり直し。LED制御ソフトをコピーして一つ一つ確認していくが、途中でPythonのVer.が古いとか言われて、これでまたひと悩み。Python 2.7を3.7に切り替えて見たが(切り替えたと一言で言うがこれもいろいろな方法があるらしく…)それでもうまくゆかず、モデル4ではどうだったかと確認したら2.7だったので元に戻したり、ライブラリの再インストールをしたりした。本来ならば前回やったと同じ事をすればできるはずなのだが、私の中の何かが邪魔をしている。

そんなこんなでようやく機能を実装できた。

右が Raspberry pi 4、左がZero WH。Model 4も小さいが、Zeroは可愛い。食べたことはないが、Friskというお菓子のケース位だそうだ。Zero、Zero W、Zero WHと3タイプあるが、Zeroは基本形、WはWireless通信機能付き、WHはそれに加えてGPIOのピンヘッダー付き。基本形のZeroは一人一点しか買えないのだとか。私はLEDを付ける必要があるので、ピンヘッダー付きのものを買った。半田付け面倒だし。

いろいろ迷走した後の完成の姿。本体は純正のケースに入れてある

電源は手持ちのiPadのACアダプターを流用、ケーブルも手持ちのもの。ケースとLEDパネルが干渉しないか心配だったが、十分すぎるくらいだった。USBジャックがMicroで、LANコネクタもなく厚みのある部品がないせいだろう

表示内容は架空のものです

例によって銘版も付けただよ。零号というのはRaspberryのモデルのZeroからとった。パソコンとして見れば処理スピードはかなり遅いが、この程度の処理には十分すぎる位だ

2020/05/17
んねぞう

トップページの右サイドバーが表示されないのは何故なんだ?

んねぞう在宅勤務システムの機能追加

多くは語るまい。多少の電子工作を経て、昨日からお知らせ盤が本格稼働を開始。

上記のお知らせ盤(Status Indicator)を追加して、System Dialogを改訂

2020/05/12
んねぞう

電子工作

連休の後半、暇だったので、思い立って前から気になっていたRaspberry Pi(ラズベリー パイ)という手のひらに乗る程度の基板のパソコンに挑戦して見ることとした。電子工作と題して見たものの、大したことはしていない。本体と、キットになっている部品を買って来て、Pythonというプログラミング言語をちょこっといじったものである。

ほぼ名刺大の基板に、7~8年前のノートパソコンと同じくらいの処理能力のCPUと、4GBのメモリ、2つの4kをサポートしているHDMI端子、4つのUSBジャック(2.0および3.0)、LANコネクタ、Bluetooth、WiFi通信機能が載っている。その他通信、制御用にGPIOという汎用ピンコネクタと外部記憶用にMicro SDカードスロットが備えられており、これで約7,000円。7~8年前のノートPCというと、HDMIはあったがせいぜいHD、Bluetoothも普及のし初めの状態ではなかったか。当時は多分20万円くらいしたはずだと思う。

同時に8ドットLEDのドットマトリクス基板も買った

着けて見たのがこれ

これで何をしたいかというと、在宅勤務中に、これを居間に置いておき、リモートでこちらの状況を表示するようにすれば、家族が何か話しかけたり用があったりしたときに私がそういう状況にあるかわかるようにしたいということである。というといかにも広い家に住んでいるかのように聞こえるが、そうではなく隣の部屋です。

この表示のためにLED基板に付いて来たPythonというプログラミング言語のサンプルプログラムを、試行錯誤しながらいじって、”コマンド名 + 表示するメッセージ”というフォーマットで入力するとその表示ができるものが出来上がった。日本語表示はまだできていない。もう少し時間がかかるし、8ドットなので多分漢字は潰れて見えないのでひらがな、カタカナまでだろう。

その結果をいくつか。

“今、会議中なので話しかけないで”…間違って「かぎちゅう」となっているが。
上の写真と違って画面がくすんでいるのは、LEDの輝度が高すぎて、全体に露出を絞らざるを得なかったため。

昼食の注文

おふざけ

最後にMurphyの法則

この動画を撮影しているときはiPadにリモートシェルのアプリをインストールしてWiFi経由で制御している。つながっているのは電源ケーブルのみで、キーボード、マウス、モニタもつながっていないという、パソコンの初期から触れている身としては信じられない形。プログラムの入力、デバッグは、デスクトップPCとLANで繋いでSSHという仕組みを使っている。OSはUNIXが元らしく、昔使ったコマンドを、ああ、こういうコマンドあったなと、懐かしさを覚えつつタイピングしている。しかしviエディタがまだあるとは。

一度に2文字表示分の幅しかないので、あまり長い文を表示させると前の部分を忘れるが、これはある意味ぼけ防止効果が期待できる。

かも知れない。

思い立ったのが連休の後半、ものが届いたのが連休の最終日だったので、まだまだわからないことだらけだ。追加でブレッドボード、LED等も注文してある。これからいじり倒して行きたい

2020/05/09
んねぞう

P.S.

日本語環境のインストールで、マニュアル通り行かないので発売元のサポートを煩わせている。他の人はうまくいっているのに、自分だけ何か違ったことをしているようだ。ここで、Murphyの法則の中に、フールブルーフに関する法則がいくつかあるのを思い出し、自分のMurphy’s Lawのブログから引っ張って見た。例えば

Nothing is foolproof to a sufficiently talented fool.
十分才能のあるバカにはフールプルーフは効かない
ギルバートソンの法則

It is impossible to make anything foolproof, because fools are so ingenious.
馬鹿は天才的なので、何事もフールプルーフにはできない
マーフィーの第8の推論

うむ、自分は天邪鬼である。人が右と言えば左に行くような人間である。しかしマニュアルのような、この通りやらないと自分のやりたいことには行き着かんよ、ということを重々承知している状況においてもこういうことになるというのは…

orz

P.P.S.

その後販売店の方の手厚いサポートで、漢字を表示することができた。迅速なレスポンスに感謝。冒頭、プログラムをちょこっといじってとか書いたが、普通のできる人にとってはちょこっとという意味で、私にしては結構な旅路であった

表示内容はイメージです

新幹線のあれを具現化したものとも言う

自分の文章に突っ込みを入れたら残念なことになった件

文章を人に読んでもらうためには、簡潔平易でなければならない。独りよがりの文章では読む人が飽きたり、疲れたりして、感動はおろか正しい情報も伝えられないかも知れない。常に自分の文章を客観的に、厳しい目で点検する態度が必要である。この宇宙原則に従い、自分で作った文章に自分で全力かつシニカルに突っ込み、その見直し版を作って見た。以下は本ブログに2020年4月29日に投稿した在宅勤務のパソコンシステムについての文章を対象にやってみた結果です。

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原 文

【註】文中[赤字]の部分は、自分で入れた突っ込みです

3月末から昨日まで在宅勤務を続けてきて、今日から一応[一応とした意味が不明。読者が興味を持つような説明ならば入れても良いが、そうでないならば不要]連休に入る。

と言っても帰省もできないし、どこかに写真を撮りに出かけることもできず暇なので、先日作った撮影ボックス[撮影ボックスとは何ぞや。なんだかいかがわしいものではないのか? 前の記事で何か書いてあるので察することはできるが、読者には余計な気を遣わせてしまう]で身近なものを撮影している。在宅勤務で使っているものもいくつか撮影した。これを使って在宅勤務に絡めてパソコン周りのシステム構成をPower Point[英語で書く必要は? ボク英語得意だもんね、アピールか?]で作成して[書いて、とか作ってで十分]見たので、大公開[どこが大なのだ、公開?ブログに載せただけだろう]する。図表に英語を使ったのは、単にタイトルにSystem Diagramという語句を使いたかっただけである[ボク英語得意だもんねアピール確定。本当に得意だったら記事全体を英語で書いて見れ]。これで何となく外国のTechnical Document[だから…]っぽくならないかな…ならないな[わかっているのだったら書くな]

我が社、もとい[余計な遊び、不要]我がシステム、正式名称:んねぞう在宅勤務システム、開発コードネーム[開発?どこに開発要素があるのか]:ひるごはんはうどんにしてね[これが言いたかったわけだな]、英語名:nNEZOU Work From Home System、システム略称:nWFHS[この名前の羅列、本当に必要? それからnWFHSでググるとNational Wild Fish Health Survey (US Fish and Wildlife Service)がヒットするが大丈夫か確認したか?]の特徴は、メインのミニタワーシステムと4kモニタ、HDモニタのデュアルモニタであることを利用して、仕事PCを4kモニタに繋げて、モニタ側で入力を切り替えられるようにしていることと、1セットのキーボードとマウスで接続先をワンタッチ(正確には2タッチ)でメインのミニタワーPCと仕事PC相互の切り替えができるようにしていることである。なんだか特許明細書みたいな書きっぷりになってしまった。[文芸同人誌の編集長の先生からは、お前は理系だなと言われる、この文章の堅さはどうだ。理系でありながら大学の教養課程で数学の単位を落としたことがきっかけで、中二病を遅まきながら発病して、どうでも良いことを鯱張って(しゃちほこばって…フリガナをつけるくらいなら最初からひらがなで書けば良いのにとも思うのだが、変なところにこだわりをもつ性格が表れている…後になって自分でも読めないくせに)早口で喋っている感じだ。またこのセンテンスの長さはどうだ]

[くだん…フリガナがないと読めない。読めたとしても意味がわからない。というかフリガナの必要な漢字をここで使う必要はあるのか]の切り替え器
キーボードとマウスのUSBケーブルを差し込み、切替器から伸びている2本のUSBケーブルをそれぞれのPC本体に繋ぐ。キーボードのCtlr[Ctrl!]キーを2回連打することで接続先のPCを切り替えられるので便利
一年位前に約1,800円で買ったWebカメラ。最近テレワーク需要で品薄だそうで、Amazonで見たら同じ型番の中古品が1万円近くの値段が付いていて仰天[びっくりか驚いたで十分だろう]した
以前[いつ、どこで?]紹介した変態[どこが変態か]キーボード
そしてしつこく[どこがしつこいかわからない。多分以前の記事で散々写真を載せているせいだろうが、そんなことは読者にはわからない]小型スピーカー。電話会議、テレビ会議で威力を発揮する

このシステムのメリットは、なんといっても4kモニタの恩恵を受けられることである。幸い仕事PCは4k出力ができるので、Excelの大きなスプレッドシート[なんだか仕事ができる人間を演出しているようで鼻につく。表でいいだろう]や、プロジェクト[あ~、今は何でもプロジェクトだから、そう言っとけば恰好つくわな]のスケジュール表を広げて見ることができるし、複数の資料を並べて作業をすることができる。これが大きい。ただし4kともなると画像処理の負荷がかかるらしく、 On board[造り付けで十分!]のグラフィックエンジンだと表示に多少タイムラグがある。因みに在宅勤務時間中はメインのミニタワーPCからは4kのケーブルを外している。仕事中に個人PCを使って仕事以外のことを始めてしまわないように、自分に対してけじめを意識させるため[メインのミニタワーPCの電源を落としておけば済む話だろう]

2つ目のメリットは、一組のキーボードとマウスで2つの本体に切り替えて使うことができるので、ノートPCを開く必要がなく、省スペースであること。

そして意外に威力を発揮しているのが外付けスピーカー。これまでFace to Face Meeting[あ~、また仕事ができる人間アピールかよ。日本語で!]や、会社の会議室での電話会議、テレビ会議では、相手の声が小さかったり、変な雑音が入ったり、音質が悪く聞き取れなかったことがあったが、このスピーカーで良い音質と好きな音量で聞くことができ、内容が頭に入りやすくなった(ような気がする[これが真実だろう。見栄を張るな])

このシステムは和室の片隅に設置[設置だとさ、置くと言えば良いものを]して、座椅子に座って運用している[運用!大したシステムでもないくせに、使っている、だろう]のだが、この座椅子がパソコンデスクの付属品で丈夫ではあるのだが[だがの連用]、在宅勤務で1日中座っているのはきつくて音を上げた。もう少し背もたれの高いものを通販で買って設置した[だ~か~ら~、買ったの一言で良いだろう]。これもなかなか具合が良い

仕事PCはモニタの左に立てかけてある。右上はモニタアームで支持しているHDモニタ。

[の]上は、本当は雑然としているのだが、今回の撮影のために有象無象[余計なもの、ということだよな]は机の下に一時退避させていること[隠した、でいいだろう]を、ネタは上がっているのだぞと尋問[誰も尋問なぞせんよ]される前に自白しておく[はい、この文は「撮影のために机の上の余計なものは隠した」でオーケー]

[で、この記事を読む人に何のメリットがある?]

2020/04/29
んねぞう

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見直し版

上記突っ込みを真摯に受け止めて見直した結果

家で仕事をするためのぼくのパソコンまわりの機械のようすをかいてみました。なぜ英語にしたのかはきかないでください。

とくちょうは、仕事のパソコンを4kモニタにつなげたことと、キーボードとマウスのつなぎかえをかんたんにできるようにしていることです。
仕事をするうえでよかったことは、4kモニタの画面がつかえることと、仕事のノートパソコンをひらく必要がなく、場所をとらないことです。
もっとよかったのは、そとづけスピーカーだと音質がよくて相手がなにを話しているのかわかりやすく、あたまが良くなったようなきもちになれることです。
ここに書いたことが家で仕事とかしているひとに少しでも役ににたてばよいと思います

2020/04/29
んねぞう

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冒頭、大上段に振りかぶって思う存分上から目線で突っ込みを入れたのは良いが、簡潔平明に、余計な部分を削ぎ落として結局何が言いたいかを洗い出そうとすると、これ以上削ぎ落とすとなくなってしまいそうだったり、突っ込んでも大人の事情があるらしくて、これくらいで勘弁してやった。あるいは勘弁してもらった。原文は約1,600字だったのが見直し後は約300字となった。どう見直せばよいかの発想の源も自分に制約される。私の場合、それが流れて行った先は「頭悪そう」方面だった

orz。

んねぞう在宅勤務システム

3月末から昨日まで在宅勤務を続けてきて、今日から一応連休に入る。

と言っても帰省もできないし、どこかに写真を撮りに出かけることもできず暇なので、先日作った撮影ボックスで身近なものを撮影している。在宅勤務で使っているものもいくつか撮影した。これを使って在宅勤務に絡めてパソコン周りのシステム構成をPower Pointで作成して見たので、大公開する。図表に英語を使ったのは、単にタイトルにSystem Diagramという語句を使いたかっただけである。これで何となく外国のTechnical Documentっぽくならないかな…ならないな。

我が社、もとい我がシステム、正式名称:んねぞう在宅勤務システム、開発コードネーム:ひるごはんはうどんにしてね、英語名:nNEZOU Work From Home System、システム略称:nWFHSの特徴は、メインのミニタワーシステムと4kモニタ、HDモニタのデュアルモニタであることを利用して、仕事PCを4kモニタに繋げて、モニタ側で入力を切り替えられるようにしていることと、1セットのキーボードとマウスで接続先をワンタッチ(正確には2タッチ)でメインのミニタワーPCと仕事PC相互の切り替えができるようにしていることである。なんだか特許明細書みたいな書きっぷりになってしまった。

件の切り替え器
キーボードとマウスのUSBケーブルを差し込み、切替器から伸びている2本のUSBケーブルをそれぞれのPC本体に繋ぐ。キーボードのCtlrキーを2回連打することで接続先のPCを切り替えられるので便利
一年位前に約1,800円で買ったWebカメラ。最近テレワーク需要で品薄だそうで、Amazonで見たら同じ型番の中古品が1万円近くの値段が付いていて仰天した
以前紹介した変態キーボード
そしてしつこく小型スピーカー。電話会議、テレビ会議で威力を発揮する

このシステムのメリットは、なんといっても4kモニタの恩恵を受けられることである。幸い仕事PCは4k出力ができるので、Excelの大きなスプレッドシートや、プロジェクトのスケジュール表を広げて見ることができるし、複数の資料を並べて作業をすることができる。これが大きい。ただし4kともなると画像処理の負荷がかかるらしく、 On boardのグラフィックエンジンだと表示に多少タイムラグがある。因みに在宅勤務時間中はメインのミニタワーPCからは4kのケーブルを外している。仕事中に個人PCを使って仕事以外のことを始めてしまわないように、自分に対してけじめを意識させるため。

2つ目のメリットは、一組のキーボードとマウスで2つの本体に切り替えて使うことができるので、ノートPCを開く必要がなく、省スペースであること。

そして意外に威力を発揮しているのが外付けスピーカー。これまでFace to Face Meetingや、会社の会議室での電話会議、テレビ会議では、相手の声が小さかったり、変な雑音が入ったり、音質が悪く聞き取れなかったことがあったが、このスピーカーで良い音質と好きな音量で聞くことができ、内容が頭に入りやすくなった(ような気がする)

このシステムは和室の片隅に設置して、座椅子に座って運用しているのだが、この座椅子がパソコンデスクの付属品で丈夫ではあるのだが、在宅勤務で1日中座っているのはきつくて音を上げた。もう少し背もたれの高いものを通販で買って設置した。これもなかなか具合が良い

仕事PCはモニタの左に立てかけてある。右上はモニタアームで支持しているHDモニタ。

机上は、本当は雑然としているのだが、今回の撮影のために有象無象は机の下に一時退避させていることを、ネタは上がっているのだぞと尋問される前に自白しておく

2020/04/29
んねぞう

新型コロナウィルスと日本人

現在新型コロナウィルスの流行で、日本国内が大変なことになっており、政府も手探りで精いっぱいの対策を打ち出そうとしている。このウィルスがどのような感染の仕方をするのか、肺炎がどのような経過を辿るのか、病理的なメカニズムがわかっておらず、当然のことながらワクチンがない、どの薬が効くのかわからない、従って治療法も確立されていないという状況で、日本のトップクラスの専門家がそれこそ死に物狂いになって情報やデータを収集、分析し、仮設を立て、純医学的な見地だけでなく、国の経済・社会的(製造、物流、交通、雇用、消費、人の移動とか)要素も可能な限りモデルに組み入れつつ、予測し、検証し、そして感染者数の増加の抑制と国民生活のダメージのぎりぎりのバランスを取るべく政策を決めているというように思う。数学の問題と違い、解の数は無限だし、先々の予測が不可能なのでたびたび変更があるかも知れないが、一旦決まったら一丸となって進むしかない。私は視野の狭い、浅い見方しかできないので、上のような理解に基づいて、とにかく今は国全体として接触を避けるという方針に基づいて行動するしかないと思っている。これはいくつかの波を経て長期間をかけて収束に向かっていくことになるのだろう。

日本の、ある意味「緩い」緊急事態宣言と、ヨーロッパ諸国が敷いている強権的な外出制限の処置、それに対する感染者数、死者の推移を、この問題が落ち着いた後振り返って見てみると、面白い違いが出て来るのではないかと思っている。日本は特別措置法の制定にあたって、できるだけ「私権(私は初めて聞く言葉ですが)」の制限をせずに、自粛を要請する、休業を要請する、というスタンスだ。それに対して、ヨーロッパは罰金、刑事罰を動員して接触を制限しようとしている。この感覚の違いが興味深いと思う。

先般の東日本大震災の際に、秩序立った日本人の行動が海外で称揚された。当時私は地震発生の翌々日にインドに出張の予定だった。その時はまだ計画停電の措置は取られておらず、成田エクスプレスもフライトも運行していたので余震の続く中出発したのだが(余談中の余談だが、成田空港は当時毎月のように使っていたが、空港の通路、ロビーを問わず旅行者が大勢、配られたマットレスの上で毛布にくるまっているのを見たのは後にも先にもこの時だけだった)、デリーの拠点に出社した際に現地の新聞でも一面で報道されていて、ローカルのインド人がわらわらと寄ってきて、口々に日本人の秩序立った行動に感嘆の言葉を口にしていた。私もそれに乗っかって「日本人スゲー」と思うほどお人好しではないつもりで、避難区域での空き巣狙い、詐欺なども数多発生しただろうと思うが、それでも同規模の災害が別の国で発生した時に同様の光景が見られるだろうか。その底流には順番を守る、人のものを盗まない、これをみんなが守れば秩序が保たれるという暗黙の価値観があって現出していたのだと思うのだ。

その後9年の歳月が経ち、国内の貧富の差の拡大、ITの発達による個人の情報発信の機会の増大と個人情報保護に伴う自意識と全般的な権利意識の高まり、日本の経済競争力、技術力の低下、これによる若年層の雇用の厳しさの増大、閉塞感等が強まっているように見える。価値観の多様化も進み、「自分で考えて」行動するのは良いが、自由の履き違えを伺わせる行動もニュースで多く目に触れるようになった。上述したような「暗黙の価値観」も、今では「同調圧力」と読み替えられているのかも知れない。

ただし、地震や風水害発生のシチュエーションに対して、今回の状況は多少割り引いて考えねばならない点があるかも知れない。それは前者では当事者が明確な形となって現れる点と、今回のコロナウィルスは被害者・加害者がわからない点だ。後者はウィルス自体が目に見えず、自分の行動の帰結がわかりにくいため、自分の行動の軸足をどのように置くかが人によって違って来る。ここで各人の「想像力」が試されると思う。

上述の「面白い違い」というのは、以前の日本人の行動様式が保たれているのであれば、欧米よりも緩やかな規制によってはるかに少ない感染者・死者数という結果が出ることを期待してのことだ。今、日本人のメンタリティがどうなっているかによって、今回のコロナウィルスの対策の効果が決まって来るのではないかと思っている。

末筆ながら行政機関、専門家、医療従事者、そして国民生活を支える物流、交通、電力、通信、ガス、上下水道、ごみ収集、教育・保育、介護、生活必需品販売他関係者に敬意を表すると共に必死のご努力に感謝申し上げます。

2020/04/26
んねぞう

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04 2020