Author Archive

ヴィオール、ヴィオール属、ヴァイオリン属について

最近Youtubeでバロック音楽を視聴することが非常に多くなってきて、最初に気が付いた違いは私がアマチュア現役時代(20年以上前)と比べて演奏に使われる楽器は古楽器が主流となっていること。その古雅な響きは私を魅了して止まない。その響きの魅力については別稿に譲るとして、その中でビオラ ダ ガンバ、バロックヴァイオリン等の音色に魅せられている。近代楽器と古楽器の違いについて、特にヴィオラ ダ ガンバを始めとして、その他にも見慣れない楽器、例えば立てて弾くヴァイオリンのようなものについての自分なりの理解をしておきたいと思い、調べて見た。何故かは知らないがヴァイオリンは完成形で規格化されているとされているが、それとは違い、上述の楽器類は歴史的、地理的にさまざまな栄枯盛衰を辿り、バリエーションがあり、その全貌を完全に把握するのは私には到底無理のようだが、まず私がYoutubeで視聴するのに、取り敢えず擦弦楽器については、この楽器は何?ということがないようにはしておきたい。これが目標。

ここでは、近年バロック音楽の世界で一般的となって来た所謂古楽器のうち、ヴィオール、ヴィオール属、ヴァイオリン属について、その概念、定義等について整理する。

長くなるので、例によってここで一旦切ります。続きを読みたいと言う奇篤な方は↓を押してください

Read the rest of this entry →

05

08 2017

三味線のさわりとサロードのジャワリ

西洋のバロック期以前の古楽器について調べているうちに、インドのサロードとシタールに「ジャワリ」と言う部品が付いていて、これが意図的に弦をビビらせて独特の音色を出すのに役立っているということがわかった。語感が似ていて機能が全く同じ三味線の「さわり」と似ているので、偶然ならすごいと思う。

えーと、西洋の古楽器から何でこんなところに来たんだっけ、そうだ、リュートのことを調べていたらこんな所まで来てしまったのだった。

そもそもはビオラ ダ ガンバ、ヴィオールのことを調べ始めていたのだった。何か一つのことを出発点に、どんどん広がって行く、面白い。面白いがこれを知識として覚えて置くほど頭の容量がないので、このようなブログで、自分の理解の軌跡として残して置く。そうしておくと、後で参照することができる。

2017/08/05

んねぞう

01

08 2017

Youtubeの広告

パソコンでYoutubeのバロックアンサンブルを見ていたら、3~4分おきに広告が入る。それもスキップできない15秒。そうしているうちに、また広告が入ったと思ったら、そちらの広告に引き込まれて最後まで見て、ついでにその続編まで見てしまい、30分近く経っていた。終わって見たら、これは実は別のYoutubeのコンテンツだったということが分かった。何だか騙された様な感じ。

因みにこれ

https://www.youtube.com/watch?v=Myn09c-J-ZE&index=1&list=PLA_eLxzJ5UOmZsvzDp3mPT_ic_QQ1zkaN&t=104s

んねぞう

2017/07/29

 

中華アンプ

iPad、iPhoneでYoutubeのバロック音楽の映像を、実家に帰省した時に居間の液晶テレビで見ているが、スピーカーの音が酷くて何とかならないかと考えていた。私は特に鋭敏な耳を持っている訳ではなく、また大音量で聴いている訳でもないのだが、一瞬音圧の高いパッセージになるとスピーカーの振動体と筐体がびびるるような衝撃音がして、びっくりして興ざめする。天下のPanasonicの液晶テレビのスピーカーがそんなものとは思いたくないが、なんとかならないかと考えているうちに、学生時代に買ったビクターのバスレフ型のフロアスピーカーがあったことを思い出した。アンプがあればテレビと繋いでゆとりのある音で聴けると思い、アンプを探したが既に処分してしまったらしく、学生時代に合わせて買ったヤマハのターンテーブル、トリオのチューナー、プリメインアンプ、AIWAのカセットデッキはなくなっていた。
昭和50年代に学生だった諸兄は身に覚えがあるかと思うが、その当時はオーディオブームで、ビクター、ヤマハ、トリオ、サンスイ、パイオニア、オンキョー、デンオン(当時はデノンではなく)、Aulex、Lo-D、Diatone、Otto、Technics、AIWA、ナカミチ等、今思い出すだけでもこれだけのメーカーが、外国製でも多くのメーカーが鎬を削って製品を発売していて、年に一回、私の通っていた地方の大学ではオーディオフェアと称して講堂を使って2~3日、メーカが揃って展示、実演販売などを行っていた。学生たちもそのオーディオに魅せられて欲しいものを買うためにアルバイトに精を出したものだ。そして、音を良くすためにはレンガやコンクリートブロックを置いて、その上にスピーカーを設置すると良いとか、ターンテーブルの回転数の同期には、50/60Hzで点滅する光源と同期するように、ターンテーブルに刻まれた縞模様が静止したように見える時がそれだ、とかいろいろアナログなテクニックがあった。当時のターンテーブルは、ワウフラッターを吸収するために、競って重くしていたものだが、今再び脚光を浴びているものはどのようになっているだろうか。そう言えば、ボリュームのつまみ等は、アルミ削り出しで高級感を出していたが、オイルショック後は姿を消した。今はどうなんだろう。日本の産業競争力の栄枯盛衰を目の当たりにする思いだ。

話が逸れた。これからが本題なのだが、長くなりそうなのでここで一旦切る。続きはこちら↓を押してください

Read the rest of this entry →

Mastodonのインスタンス開設

世の中ではTwitter, Facebook等のSNS疲れが流行っているらしく、それより緩い形の新しいSNSが勃興しているとか。
Mastodonと言うものだそうで、Facebook等とは違い、サーバが分散して独立運用されているため、ユーザ間の結合が緩いのが特徴。
Mastodonではサーバに該当するものはインスタンスと言うものだが、ユーザは好きなインスタンスを選んで加入してアカウントを設定できる。
インスタンス加入者同士のフォローは当然できるが、インスタンスを跨いだ形のフォローもできる。
インスタンスを自分で立ち上げることもできるらしい。しかしこれにはそれなりの知識とスキルが必要らしいので、おいそれとはできない。
中には「お一人様箪笥」と言って、自分一人のインスタンスを運用している人も多いとか。
発祥はドイツだが何故か日本で大いにユーザ数が増えているのだそうだ。
私も試しに無料のインスタンスサービスを使って、「お一人様箪笥」を作って見た。しばらく使って見て、面白ければ有償ベースの、独自ドメインが使えるサービスを使って見ようと思う。

2017/07/16
んねぞう

フィルムスキャナ

前のエントリーでリバーサルフィルムのスキャンのことに触れた。

Kenkoで発売しているフィルムスキャナを買って、今手持ちのリバーサルフィルムはすべてスキャンし終わった。

 

しかし、何せ保管状態が悪いために埃は入るは、黴がはえているはで、さんざんな品質だった。ここに掲載することも憚られる程のもの。

2017/07/11

んねぞう

 

Tags:

写真プリントのスキャン

自分が生まれてからこのかた、折々に親が写真を撮ってきてくれたお陰で、幼い時の自分、家族、風景を振り返ることができる。長じて自分で写真を撮れるようになっても、西暦2000年に父の死去のタイミングでデジタルカメラを買うまでは、全てネガ或いはリバーサルフィルム、プリントでの管理であった。

帰省の折に、極くたまに本棚や押入れに積んである、古色蒼然たるアルバムを手に取り、思い出に浸る。

と同時に、この思い出の縁(よすが)となる紙が、将来この家が無住となった時に、どのように受け継がれるか、と言う心配をせざるを得ない。と言うのは、現在、結婚した後の自分の家族に関するアルバムが既に20冊以上ある。加えて、自分が生まれて、学校を卒業して都会に出るまでの間の写真のアルバムが10冊以上ある。これらを保管するスペースは、我が家にはない。あっても、良好な状態で保管する環境は、我が家にはない。このせいで、私が学生時代に撮り貯めていたリバーサルフィルムが駄目になった。これについてはまた稿を改めて記すが、いずれにしても、文化財でもない我が家の写真が永久に保存されることなど望むべくもなく、せめて子供達位までには受け継がれて欲しい訳だが、この高度情報化社会で、紙の写真の電子化(イメージング)と言う有難い方法がある。

Read the rest of this entry →

Tags:

iOS端末揃い踏み

これまでに買ったiOS端末を 並べてみた。他にiPhone5もあったのだがiPhone6sに機種変更した際に下取りに出したため、ここにはない。

左から2017年3月発売の新しいiPad, 2012年発売の新しいiPad(いずれもcelullarモデル、古い新しいiPadはインドで買った),そしてiPad mini 2。二つの新しいiPadの画面サイズは9.7インチ、iPad mini 2は7.9インチ。二つの新しい9.7インチのiPadは、流石に新しい方がべセルが細く、全体がコンパクトになっていて、この写真からは分からないが薄くなっている。

iPhone 6sとiPod touch 第4世代。iPhone 6sのスクリーンサイズは4.7インチ、iPod touchは3.5インチ。

全部の端末を重ねて見たところ。新しいiPad同士で、スクリーンの大きさが一緒だがベゼルの太さで幅が大分違うことがわかる。厚さも薄くなり、重量も軽くなって、カバーをした状態で通勤鞄にも納まるようになってしまい、これまで通勤鞄に入れていたiPad  mini 2の立ち位置が微妙になって来ている。

古い方の新しいiPadは、ブラウジングやyoutube視聴にはまだ充分使えると思うので、娘にあげた。
iPod touchは寝室の音楽ストリーミング端末として、スピーカーとBlurtoothで繋いで使っている。新しい方の新しいiPadはリビングやベッド、仕事帰りの電車の中でのブログ編集に使っている。

関連エントリー iOS端末の整理

2017/06/29
んねぞう

首縊りの力学

先週末に、下記のやや長文のレポートを掲載した。本人は面白半分、 真面目半分で考えて、楽しみながら書いたものだ。

Sod’s Law Risk Factorの挙動の評価と適用に関する1考察

それに対し役に立ちそうだが長いので3行で、と言うコメントを頂いた。

早速3行で纏めたが、漱石の「猫」で、物理学者の寒月が苦沙味の家に来て、その夜の論文発表のリハーサル(題目が「首縊りの力学」)を始めたものの、物理学をさっぱり解しない苦沙味と迷亭が散々茶化し倒して、結局核心部分まで省略させてしまった場面を思い出した。

※今回のコメントが、自分の論文を台無しにしたと言うことを言っているのではないので念のため。

2017/06/27

んねぞう

 

26

06 2017

Sod’s Law Risk Factorの挙動の評価と適用に関する1考察

Sod’s LawのRisk Factorの計算式で、それぞれのパラメータ(U:Urgency ,C:Complexity,I:Importance, S:Skill, F:Frequency)がどのように寄与するのかざっと確かめて見た。以下はそのレポート。Sod’s LawおよびRisk Factorの計算式等については以前のエントリーのSod’s Law のRisk Factor 計算式Sod’s Law の Risk Factor計算を参照されたい。

Read the rest of this entry →