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変態キーボード(青軸)

連休に入り、これまで仕事や趣味で使ってきたFilcoのMajestouchのキーボード(変態キーボード)の掃除を試みた。手始めに青軸

キートップにひらがなのシールを張り付けて使っていて、大分くたびれて来た。このシールがボロボロになる頃にはブラインドタッチをマスタしている予定だったが 、一向に進歩が見られないので撤去する。進歩がないどころか退行しているフシさえある

シールを剥がすのにあたって、初めカッターナイフを使ったが、結構柔らかくて、爪でこそげて剥がせた。ただしシールの糊分が残る

Key pullerを使ってキーを引き抜く。ただし、Shift、Enter、Spaceは裏にスタビライザのリンク機構があり、いったん外すと戻すのが大変なのは経験上分かっているのでそのまま

食器用洗剤を薄めた液で一つ一つ洗った後、洗面器でゆすぐ。キーキャップが水流でからからと音を立てて転がっている様は何となくアサリか何かを砂抜きしているようにも見える。やったことないけどな

表面の水分はキッチンペーパー等で拭き取れるが、裏側の凸凹の部分は、キッチンペーパーを敷いた上に打ち付けて水を落とすようして、残った水分は、裏返しにして、5V USB電源で回るファンで風を送って乾燥する。約3時間で乾いた

キーキャップだけでなく、ベース部分にも髪の毛や埃がたまっていたので、エアダスターで吹き、アルコールティシューとピンセットで綺麗にして、復元

キートップには、”R”,”T”,”Y”のキーにはそれぞれ「す」、「か」、「ん」のシールの跡が読み取れるが、”E”(「い」)はキーを多用しているためとっくの昔に剥がれていたので、跡がない

ここで一つ疑問。キーキャップを付けた時と、付けていない時の音の大きさがかなり違うのは、如何なる作用によるものであろうか

キートップの張替用として、Amazonで黒色のキートップシールが売られていたので、まずは これを試して見る。13mm角と言うことで、このキーボードのキーキャップと同じ、もしくは少しはみ出そうな感じがするのだが、Webで調べて見るとLenovoのThinkPadに貼っている記事があり、それほどでもなさそうなので

ピンセットを使って貼り付け

案外綺麗にできた。13mm角のシールではキートップからはみ出すのではないかと思ったのだが、しっかり収まっていた。キートップの大きさを計るときに老眼で定規の目盛りを読み間違えたか?

キーキャップとベース部分を徹底的に綺麗にして、非常にさっぱりした。前から比べると大分地味になった。そのうち赤軸の奴でもやるか

2024/04/29
んねぞう

変態キーボード その後

2016年にテンキーレスキーボード3種類を買って、そのうち2つを会社用、自宅用として使ってきた。2020年4月から本格的に在宅勤務体制となって、自宅で使っているUSB接続の青軸のキーボードを会社のパソコンと自分のパソコンで切り替え機を使って共用して来た(機器構成はここ)。これは省スペースで非常に良いのだが、このキーボードが青軸でキーの音が大きいことが最近問題となって来た。買った当初は自宅で使うのだから、これを承知で使っていて、この音自体もいかにもキーボードで入力していると言う音で好きなのだが、オンライン会議でキーボードを使っていると、その音が相手に聞こえて耳障りと思われるのと、電話がかかって来て、話しながら何かを調べるためにキーボードを打つ必要があって、人によってはそれを気にする人もいる。その中には、内職をしながら人の話をいい加減に聞いていると思われている人もいるようだ(本当に内職をしながらと言う場合もないとは言えないが)

そこで、会社に置いてあって、今はたまに出社した時しか使っていなかった赤軸のキーボードを自宅に持って来て、試してみた。赤軸は上述の青軸とは違って音が静かなのが特徴だ。結論から言うとこれはBluetooth接続で、キーボード切り替え機がBluetooth接続のキーボードやマウスには対応していなかったのであえなく没となった

これからが本題なのだが、上の企みが失敗に終わって、茫然とこの2つのキーボードを眺めていると、あることに気が付いた。これらのキーボードには残念ながらかなの刻印がなく、一方私はかな入力派であり、かつブラインドタッチと言う高等技術は残念ながら未だに身に付いていない。このギャップを埋めるべく、どこからか買ってきたひらがなのシールをぺたぺたと貼って、下の図のように見てくれが残念な形で使っているのだが、当然使っているうちに剥がれて来る。この剥がれ方の傾向が上下のキーボードで共通しているのだ。下の写真を見ながら読み進んでください。写真に写っている2つのキーボードのうち、上が会社で使っていた赤軸、下が自宅に置いてあって今在宅勤務、私用の両方で使っている青軸のキーボードです

まず”E”、かなでいうと「い」が剥がれている。Webで調べたところ、日本語の文章では、ひらがなでは「い」の出現頻度が一番高いというのが通説のようだ。また、英文でも同じキーである”E”の出現率が他の文字よりダントツに高いといわれている。私は、こう言っては何だが、一般のデスクワークの会社員としては英語のコミュニケーションが多いので、勢い英語の文書を作成することも多い。ということで、これは自然であろう(図中赤〇印)。

次に、「く」のシール、英語だと”H”。この理由をぼんやりと考えてみるに、このキーはキーボードのちょうど真ん中に位置しているために、私は状況に応じて右手、左手両方で押している。いずれの手首からも一番遠いので、勢い、手をこじる形で押すので、シールをずらす力が働いて、剥離に至ったのではないかと。また、周辺のシール、例えば「き」、「ま」と違って字形が単純で、シールの面積が少なく、その分粘着力もないため、その分剥がれやすいのではないか(黄色〇印)。

シールの面積の小ささで言えば、「に」のそれぞれの画が小さいために画が一つどこかに行ってしまっている。「し」も一部がちぎれたり、形が変わってしまったりしている。「り」も然り(紫〇印)

以上は2つのキーボードに共通に見られる傾向だが、下のキーボードでは特異な現象が現れる。「つ」(英語名”Z”)のはみだしと「ひ」(英語名(“V”)の脱落だ。この理由は、このキーボードを在宅勤務で仕事に本格的に使い始めてから、2021年から2022年にかけて、Excelのワークシートを必死に操作する必要に駆られていた。その時、Ctrl-Vを猛烈に使っていたせいだ。その時の汗と涙と鼻水がこのシールを溶かしてしまったのだ。Ctrl-Vを使うからにはCtrl-C, Xも相応に使っていた訳だが、負荷が2分されたので剥離を免れているのだろう。同じようにCtrl-Zも多用していたが、左手の小指でCtrlキーを押しつつ同じ左手の中指で”Z”を押すのだが、指の腹、或いは爪が立ってキーを右下にずらすような形になるために「つ」がずっこけるようになったようだ(緑〇印)


↑ 上が赤軸、下が青軸
↑ 2つのキーボードの使用状況

以上、まとめとして

キーボードが違っていても、キーの損耗の傾向に違いはない(標本数 N = 2)
そうは言っても、使用期間によって損耗状況に違いが生じる部分があり、そこからその時々の仕事の追い込まれ方を窺い知ることができた

前に、シールを貼った時に、「このシールが剥がれる位に使い込んだ暁にはブラインドタッチが身に付いているだろう」と期待を込めて書き込んだ覚えがあるが、道は未だ遠し。というか、シールが全部剥がれないまでも結構使い込んでいるはずなのに、剥がれたキーが何の文字だったか一瞬考えこむ場面もある位なので、もう一生無理なのかも知れない

買ってから7年、使っているうちに以上のようなことがわかった。わかったからどうだという内容がないのはこのブログの常なので容赦下さい

本件に関する関連する前回の書き込み : 変態キーボード

2023/02/23
んねぞう

変態キーボード 第2号

しつこいが、会社用に買ったキーボードが非常に具合が良いので、自宅用にもう一つ買った。これまでのキーボードを纏めると、一連のキーボードはFilcoブランドであるが、下記のような違いがある。

写真上から
1号機 TenKeyLess 日本語配列 茶軸 USB接続 自宅用 (Majestouch 2 Tenkeyless)
2号機 Minimum Layout 日本語配列 赤軸 Bluetooth接続 会社用 (Majestouch Mninla Air)
3号機 Minimum Layout 日本語配列 青軸 USB接続 自宅用 (Majestouch Mninla)

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これに伴い、1号機は予備役に編入と相成った。

3号機にも2号機と同様ひらがなシールを貼ったが、在庫の関係で、若干おとなしめの色調となった。2回目なので、習熟効果で貼り方も大分まともになって来た。
音も、敢えて青軸を選んだが、カチャカチャと良い感じ、職場ではないので、音に気を使う必要なし。

一つ誤算だったのは、1号機はUSB接続で、USB→PS2変換アダプターが付いていて、PS2ジャックに接続して使えていたが、3号機はUSB接続でありながら、1号機付属のアダプタを介してPS2ジャックに繋いでも動作しなかったこと。これでマザーボードのUSBジャックを1つ余分に使ってしまうことになり、ちょっとケーブルの取り回しに困っている。キーボード本体にUSBポートが備えられていて、USBハブ機能を持たせられているせいか? 起動時にBluetoothと違い、BIOSの設定画面に入れるから良しとしよう。

2016/05/07

んねぞう

変態キーボードで入力が捗るの巻

この連休中に会社で使っている変態キーボードを自宅に持って帰って使っている。溜まっているMurphy’s Lawのカレンダーの更新作業にも使っているが、大量の文章の入力に非常に便利。できるだけホームポジションから手を動かさないことを意識して入力していると、ブラインドタッチはできないにしろ、非常に捗る。

もう一つ家用に買うか、真面目に考えている。

2016/05/05

んねぞう

05

05 2016

変態キーボードの変態パームレスト(続)

それなりに会社で快調に使えているパームレストに、「捨てるな」シールを貼った。

何だかますます「ゴミ」感が増したのは気のせいである。

後になって、英語の語法から文面は命令文が先に来るべきだと思った。そのうち気が向いたら貼り替えようと思う。

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んねぞう

変態キーボードの変態パームレスト

会社用の変態キーボード用にパームレストを作った。前回同様1X4のSPF材を使って、今回はオーク調にしてみようと思ったが、はっきり言って失敗だった。
見てくれはアンティーク調(それもリバーシブル)に見えないことはないので、会社ではそれで押し通す。しかし私が他人がこれを使っているのを見たら、「どこぞの廃校になった小学校の木造校舎の廊下の板でも引っ剥がして来たのでは?」と思い兼ねない出来ではある。
まずは失敗のひどい方から。一応艶消し面。

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変態キーボード

会社のパソコンが更新され、Bluetoothが使えるようになったのを機に、マウスとキーボードを自分で買って使っている。これでキーボードのケーブルが減り、持ち運びの度にマウスの無線のUSBドングルの着脱をする必要がなくなった。
キーボードは、ノートパソコンのキーボードのタッチが気に入らないので、自宅で使っているのと同じメーカの省スペースタイプのものを買った。

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ファンクションキーが省かれて、Fnキーを押しながら数字キーを使うというもの。
これは対応できるが、キートップにかな表記がないのは困る。私は1980年代に職場にワープロが入ってきた時に、「おい、新人、お前行ってワープロの講習受けて来い」と上司に言われて日本語入力をスタートした時以来かな入力なので、ローマ字入力をやれと言われてもできはするが能率が悪い。そこで、以前英語版のノートPCを使わされていたときのことを思い出し、文房具屋でひらがなシールを買って貼り付けた。
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