バロック音楽の録音の響き
Youtubeで幾つかの団体をチャンネル登録して視聴しているが、録音のやり方に2通りあることが分かった。一つは、指向性のあるマイクを使って各パートの音を拾うやり方と、教会と言う環境を生かして豊かな響きを聞かせるやり方と。私は後者の方が好きだ。せっかく日本では少ない音響空間なので、各楽器の直接音よりも、アンサンブルが一体となってこだまのように響いて来る音を聴いていたい。この代表格がVoices of Music。
2016/04/10
んねぞう
Youtubeで幾つかの団体をチャンネル登録して視聴しているが、録音のやり方に2通りあることが分かった。一つは、指向性のあるマイクを使って各パートの音を拾うやり方と、教会と言う環境を生かして豊かな響きを聞かせるやり方と。私は後者の方が好きだ。せっかく日本では少ない音響空間なので、各楽器の直接音よりも、アンサンブルが一体となってこだまのように響いて来る音を聴いていたい。この代表格がVoices of Music。
2016/04/10
んねぞう
youtubeでたまたまメニューインとオイストラフによるバッハのドッペルコンチェルトを見た(聴いた)。メニューインが1st、オイストラフが2ndだった。こういう時、どっちが1st? なんて考えること自体が既に下衆な考えであることは認めるが、一般的に言って力のある方が1stと思う。
しかしこの演奏は、陳腐な言い方で済みませんが、両者全く互角、メニューインは1stとしてのPrincipalityを存分に発揮しているし、オイストラフはオイストラフで陰に回りながらもドッペルコンチェルトとしての重層性の厚みをしっかり支えている。やはりこの二人は別格だな、どっちに回っても存在感が凄い。wikipediaで見て二人の経緯はあるようだが、結局この二人にとっては1st、2nd?そんなことはどっちでも良い、そう言うことなんだなと合点。
現今の古楽器を使ったオリジナル奏法によるバロック音楽は私は大好きだが、一方このようなロマン的な演奏も、いいなあと再認識させられた。
このビデオはモノクロだから1950年代あるいは1960年代のものかと思うが、片や西側のメニューイン、片や共産圏のオイストラフ、政治的ギャップがあって交流が途絶えても、同じルート(根)を持っているので、こういう質の高い演奏ができるんだろうな、と思った。
2015/11/21
んねぞう
リコーダー奏者のフランス ブリュッヘンが昨年(2014)の8/13に亡くなっていたことを今日知った。
長身で膝を組んでリコーダーを回すように演奏する姿が、当時中学・高校生の私には新鮮に思えた。ブラスバンドの友人と、アルトリコーダーのデュエットを楽しんでいたのが懐かしい。
なぜわざわざこんなことを書いたかと言えば、8/13は私の誕生日だから。多少の縁あり。
遅蒔きながら合掌
2015/06/20
先月、義理の姉が銀座のホールでアンサンブルサークルの発表会に出演するというので聴きに行ったことから、少しまたバイオリンの虫が疼きだした。
最近はYoutubeという便利なもので、プロの運弓、運指を見ることができることが分かった。
その中で見つけた下記の団体
アンサンブルも完璧だが、皆楽しそうに演奏している。
とても叶わない、憧れの世界。
それでも、弓の毛の張り替えの値段等をチェックしている私。
んねぞう
今週末に必要があってブランクの五線譜を作る必要があって、ピアノ譜のト音部分の段とヘ音の段の間隔をいくらにすれば良いかインターネットで検索してみたら、五線譜そのものを作ってくれるサイトが最近はあるんですね!
たとえばここ
http://www.blanksheetmusic.net/
段組もピアノ譜は当たり前、小節線も調性記号もお手の物。これまではExcelで作って、プリントアウトして見てはああでもない、こうでもないとやっていたのが、綺麗に早くできるようになって、素晴らしいと感じました。
2010/11/07
んねぞう
昨日はバッハの誕生日(1685/03/21)、A Prairie Home Companionでもバッハの誕生日にちなんでプログラムを組んだ。インターネットのストリーミングで実況が配信されるが時差の関係で日本では翌日(3/22)の朝になる。
先月のヨーヨーマの時と言い、なぜAPHCがバッハを好んで取り上げるか確かめてみたら、バッハはルター派の教会(アイゼナハのSt. George’s church)で洗礼を受けているためらしい。アメリカ中西部はルター派の移民が多く、Garrison Keillorもその文化の中で育っている背景がある。
2009/03/22
んねぞう
今回の印度出張で買ってきたCD3題。
まずは日本でも高名なシタール奏者、ラヴィ・シャンカール師
次に日本でも福岡アジア文化賞を受賞したと言うサロード奏者、ウスタド・アムジャド・アリ・カーン師
最後にCDショップで「Recommend」されていたIndi Pop
印度音楽の幽玄と、現代印度の濃ゆ~い音楽を共に味わっています。
2009/03/14
んねぞう
毎年クリスマス前の週末には、バッハのクリスマスオラトリオのCDを聴くことにしている。今年は9月から仕事が忙しくなってその余裕がなかったために、仕事納めがあった翌日の今日、ようやく聴くことができた。と言うよりも、いつも聴いていたと言うことを思い出したと言うのが正しい。日中、片づかない会社の仕事をしながら聴いていた。会社ではないのだから、音楽を聴きながら仕事をさせてもらっても構わないだろう。私の持っているCDでは福音史家がペーター シュライヤーだが、いつ聴いてもその声の艶、ベルベットのような手触り、変幻自在の表情が素晴らしい。
2008/12/28
んねぞう