気になったのは、Crystal Disk Infoでモニタリングしながら運用していたら、突然チンチロリンと言う音がして、C:ドライブの温度が赤く60℃の表示となっていたこと。これはM.2のSSDで、Mother Boardの配置上グラボとCPUの間にあって、グラボの熱風が上空を流れている環境のため、排熱がうまく行っていないためと思われる。この対策をしなければいけないのかも知れない。ケース内のエアフローを考えると、一筋縄ではいかない気がする。SSDを今の場所(CPU直結)からグラボの下にあるNVMeソケット(チップセット接続)に移し替えると言う方法も含めて、そのうち試して見たい
硬派の私はM.2 SSD等というものは持ってねえんだ。 私は硬派なので、この3台の文字通り硬派円盤駆動装置(Hard Disk Drive)をあの手この手で組み付けなければならない
この2つの言辞は組み立て段階で吐かれた言葉。硬派はHDDだ、と。M.2 SSDは軟弱者の使うものだと。なお、2.5in. SATA SSDは良いらしい。この裏には、今のところストレージに異常がなく、さしあたって新しいパーツを導入することができないためのやっかみの臭いがある。そのうちストレージの劣化・故障に伴う交換と言う段になって、しれっとM.2 SSD等を導入しているという図が目に浮かぶ
これまでの言辞をまとめると、ゲームをしたり、中身を光らせたりするのは邪道、即ち軟派である。記憶装置はすべからくHDD、百歩譲って2.5in. SATA SSDでなければならない。ケースは白色系統、ネジ止め式でなければ安心できない。HDDアクセスランプは必須、必要であれば自作も辞さず。「硬派」ではないが、「10年前と違い、現在は簡易水冷が市民権を得ているようだが、私のようなロートル(死語か?)には敷居が高いので、空冷しかない。」と自分が時代遅れの人間であることは意識しているようなので、結局は変化を受け入れず、旧態を踏襲したいだけの人間と言うことだろう。だからと言って新しいものが嫌だと言っているのではなく、PCの仕様検討にあたって、いろいろ新しいものに触れ、ほう、面白そうだの、と思いつつ見ていたことは確かだ。結局、自分のやりたいことに照らして、本当に必要なものは何かをコスト面も含めて厳しく(諸説あり)絞り込んでいったところ、クラシカルな構成に落ち着いた、と言うところだろう。それをことさら「硬派」と言っているだけのことだ
価格帯から、候補としてはCore i 5 13600KFまたはCore i 7 13700F。Core i 5 13600KFは本体価格がCore i 7 13700Fより安いが,TDPが125Wでありクーラーも付属していないため、相応の性能を持ったクーラーが必要となり、クーラーと合わせると後者と価格が接近する。例えばCPU本体が43,000円+AK620が8,000円で合計51,000円となり、Core i 7 13700Fのクーラー付きの価格52,000円と1,000円の差しかなくなる。またK付きモデルでOverclock可能であるが、今使っている3570KでもOverclockは滅多にしないし、マザーボードもそれだけ高級なものにする必要がある。以上の理由により、リテールクーラー使用の前提でCore i 7 13700Fを選定する。Cinebench R23のMulti coreスコアはCore i 7 13700Fが24,770、現行のCoire i 5 3570Kが2,645と9倍以上の開きがあるので、当面大丈夫だろう
F. 具体的選定 – 以上の検討を経た結果
CPU : Core i 7 13700F ¥52,000
マザーボード : ASRock B760M Pro RS/D4 ¥22,000 [DDR4 メモリソケット4 Micro ATX Wi-Fi m.2ソケットあり USB 3.2 Type Cフロントヘッダあり]