M.2 SSD換装
先日導入した3DゲームのMicrosoft Flight Simulator(以後MSFS)の起動に時間がかかるので、業を煮やして結局大容量のM.2SSDを買った。MSFSのインストールに関するごたごたはここを参照。ブランドは宗教上の理由によりKIOXIAの2TB、NVMe, PCIe4.0
裏面には何もないので、いわゆる片面実装と言う奴だな
性能はほぼ仕様通り。これまで使ってきたKIOXIAの500GB(NVMe, PCIe3.0)のSSDはそのままバックアップとして保管する
換装にあたって、前回初めて512GBのSSDを設置した時と違うのは、拡張スロットにRTX4060が鎮座ましましており、SSDスロットが巨大空冷クーラーとの間の谷間に完全に埋没してしまい、どのようにしても到達不可能であること。下にグラフィックスボード、上には巨大CPUクーラーの張り出し、右にはメモリの壁でどうにもならない。クーラーを取り外すのは、復旧する時にCPUグリスが必要で、手持ちもなく面倒なので、それではグラフィックスボードを取り外してやろうと思って、ネジを緩めて引っ張って見たがなかなか取れない。ぐりぐりと引っ張っていたら「ぐきっ」と言う不吉な音と共にボードが抜けた。恐る恐る抜けた後のPCIソケットを見たら、何やら見慣れないプラスチック部品が転がっている。あ、これは力ずくで引っ張ったせいでグラボ固定のラッチがイカれたと一瞬で感得した。私は、起こってしまった後の状況を感得するのは素早いのだが、これをもう少し早く察知できたら、人生もっと楽に過ごせたのにな、と思う。下の写真は、これを見なかったことにして、しれっと元に戻した状態。高級なマザーボードだと大きなグラフィックスボードに対応するために、リンク機構を使って操作しやすい場所にレバーが設置されているのだろうな
さて、SSDを換装して、グラフィックスボードを差し込んで、モニタケーブルを差して、電源スイッチオンしても、システムは立ち上がっているようだが画面表示がない。グラフィックスボードを抜いてモニタケーブルをマザーボードのジャックにつなげると表示されるという現象に遭遇して、いろいろやっているうちにグラフィックスボードの補助電源を差し忘れていることに気が付き、解決(orz)。この過程でまたラッチの部品を飛ばしてしまっていることは黙っていようと思ったが書いてしまった
目的のMSFSの起動時間だが、換装前後の起動時間を測った結果が下記(起動から最初のメニュー画面になるまで)
起動が倍のスピードになったが、そんなものなのかな~と言う感じ。考えて見ると起動はディスクのアクセスだけでなく、データの展開、更新のチェック等も行っているのだから、10倍早くなるということもないわな、と無理やり自分を納得させている
2024/11/24
んねぞう