PCオーディオシステムのアップグレード
予てから今使っているOnkyoのWavioのアンプの音の歪が気になっていた所に、先日中華アンプを買って、そのリスクとコストパフォーマンスに開眼してから、中華アンプとサブウーファーとやらを使って音質改善を目論んだ。
システム構成は下記。
MA-U700は今やD/Aコンバーターとしてのみ機能する。音圧が飽和した時の明らかなひずみと言うか、濁りと言うか、リップルが耳を刺激する。10年選手だから、良く分からないがネットではコンデンサは劣化するもので、それが音質に大きく影響するものだということだから、もうそろそろ寿命なのかも知れない、しかし、ヘッドフォンジャックから別のアンプにつなげて見ると、上記 のような現象は発生しないので、これを生かすこととする。
サブウーファーはコンパクトなFostexのものを。他の同価格帯のサブウーファーはバスレフ式で、密閉式であるこの方が締まりのある低音が期待できると思い、決めた。最もコンパクトでスペース的に制約が多い私の環境に一番合っていることもある。私はそれほど重低音を必要とする訳ではなく、古典派、バロックの音楽の低音に厚みを持たせたい程度のことなので、これで十分と判断。
アンプは前回の中華アンプの成功に味を占めて、前回とは別の、ベストセラーと言われる系統のものを買った。
両チャンネルのスピーカとサブウーファーはすべて目の前の4kモニタの後ろに設置。
設置には何の問題もなく、中華アンプは電源を入れてもLP-268と違いポップノイズもないか、あってもわずかで、精神衛生的にもよろしい。
前回の経験に照らして予め入力プラグを左右逆に繋いでおいたのだか、聴いてみたら実は正常だったので、繋ぎ直したりして。
目下のところいろいろな音源を聴いてウーファーとのバランスを見ている。
今のところ言えるのは、以前からは改善したが、やはりそれなりの広さの部屋にそれなりの大きさのキャビネットのスピーカーをサブウーファーなしでも良いから設置した環境には敵わない、と言うこと。限られたスペースと予算の中で工夫しながら一番満足できる配置とセッティングを見つけるしかないようだ。音源、アンプ、スピーカーはお互いにこれで釣り合いが取れているので、どれかを突出させても効果がないだろうから。アップグレードするにはスピーカーだが、そのためには部屋からアップグレードと言う話になる。
2017/08/20
んねぞう