twitterについて
日頃から気になっていることの一つに、SNSの一つであるtwitterの感覚がある。
私が想像するに、twitterと言う名前は”tweet”と言う単語から来たと思う。Wikipediaにもそのような記述がある。辞書を引くと”囀る(さえずる)”とある。日本ではtwitterに投稿することを”呟く(つぶやく)”と言う。
英語圏では”囀る“、日本語圏では”呟く“、この差は私にとって大きい。
“囀る”と言うと、私は初夏の原っぱから突然、それこそ囀りながら飛び立つ雲雀(ひばり)の囀りを思い浮かべる。縄張を宣言するために声高く鳴くのだそうだ。また、オーディオのスピーカーで高音部を受け持つものをトゥイーターと言う。
“呟く”と言うと、それこそつぶやきシローのようなぼそぼそとした、人に聞かれても聞かれなくても良いような語り口で話す様を思い浮かべる。因みに”つぶやく”を辞書で調べると、”mumble”, “mutter”, “murmur”が出て来る。流石にもごもごと口籠った感じがしないか?
仮に日本人が”呟く”感覚でtwitterに投稿していると、いつか社会的影響の大きさに驚くようなことが起きるのではないかと思っている。少なくとも英語圏は”呟く”のではなく、声高に”囀って”いる感覚なのだから。
まあ、SNSにしろwebにしろ一旦公開されたものは本人の意思に関係なく独り歩きして行くものだから、ああだこうだ言っても無駄ではあるが。
以上、臍曲がり親父の呟き
2017/06/03
んねぞう
P.S. つぶやきシローのtwitterを見てみたら、この人は完全に”呟き”だ…