Raspberry PiのNAS化 最終形
先日RaspberryPi Zero 2WをNAS化して喜んでいたのだが、一晩経つと何故かUSBフラッシュメモリのマウントが解除されてしまうことがわかった。原因は不明。それでは困るのでいろいろ試していたのだが、結局下記のような経緯を辿って、ストレージが当初のHDDからUSBメモリ、そしてSSD、SATA-USBアダプタもバスパワー方式から外部電源方式と、本体以外がらりと変わった構成になってしまった
本体 | ストレージ | アダプタ | 方式 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
4B (4GB) | 2.5′ SATA HDD | SATA-USB(バスパワー) | OMV | 〇 | OMVで運用可能 |
ZERO 2W | 2.5′ SATA HDD | SATA-USB(バスパワー) | OMV | × | 本体の無線LANが設定できず |
ZERO 2W | 2.5′ SATA HDD | SATA-USB(バスパワー) | SAMBA | × | 動作不安定 |
ZERO 2W | USB フラッシュメモリ | – | SAMBA | △ | 途中でストレージのマウントが解除される |
ZERO 2W | SSD | SATA-USB(バスパワー) | SAMBA | × | 動作不安定 |
ZERO 2W | SSD | SATA-USB(外部電源) | SAMBA | 〇 | ← 最終形 |
動作が不安定だった原因は電源系統の制限によると思われる。ACアダプタに容量は十分と思われる5V 3Aのものを使っても動作が不安定なので、本体にModel 4Bを使った時は2.5in. HDDを繋げても動作していたことから、Zero本体がストレージへの給電に必要な電流を扱いきれないのだろうと推測する
当初、Tinyだな、と悦に入っていた段階からだいぶ肥大化してしまったが、それでもNAS専用機として売られているものと比べたらずっと小さいのでOK(複数ストレージ接続、RAID等の機能は考慮しない)。ただし、ここに至るまで、64GB USBフラッシュメモリ、SATA-USBアダプタ(バスパワー)と余計なものを買ってしまった。そのうち使い道が出て来るだろうが
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左 : これまで 右 : これから
でだ、肝心の用途は決まっていないのだが…
2025/02/18
んねぞう