ファインダー穴開き紙
このところ毎回のように写真ネタで恐縮です。
写真教室で、先生から口を酸っぱくして言われているのは、撮影する場所に着いたからと言って、すぐカメラを構えて撮り出しては駄目ということ。この場所を自分の目でじっくりみて、どこを、何を、どこから、どのように撮るかを、場所を変え、視点を変え吟味してから撮影に入りなさい、と言うこと。私もこれには心当たりがある。まず着いたら、あたりをきょろきょろ見廻して戦略と言うと大げさだが、まずとっかかりを探すことから始める。
昨日の教室で、先生が新しい兵器を見せて下さった。黒い紙に10cm×15cmの四角い穴を開けたもの。画面のアスペクト比の穴を通して、構図のシミュレーションをするためのもの。この穴開き紙を目の前にかざして、伸ばした腕の位置によって見える範囲とレンズの焦点距離の対応の感覚を養うということと、構図の見方の感覚を養うということだと思う。
何という名前か知らないので、取敢えずファインダー穴開き紙と呼ぶ。100円均一ショップで適当な材料を物色し、下のような、ドキュメントケースと透明の下敷きを買って来た。
このドキュメントケースが表は透明、後ろは黒なので、2枚合わせてどてっばらを四角く切り抜く。
そして下敷きを入れる
これで完成としたいところだが 、 写真では良く見えないが、 透明とはいえやはり下敷きの反射が気になって、カッターナイフで切り抜こうとしたが歯が立たず、そのまま残してあるのが少し残念である。
これを使って、自在に撮影範囲のシミュレート、構図の確認などができる。 下敷きを抜けば折りたたんで持ち運びができる。ただし、先生からは、街中でこれを使ってあちこち覗いていると通報されるかも知れないから、やらないようにとの注意。
2019/06/16
んねぞう
中に下敷き入れるアイデア良いね!
ヌハさん
いつものように行き当たりばったりで、まあまあのものができました。