前者と後者の違いはSMRとCMRの違い。SMR(Shingled Magnetic Recording :瓦記録方式)は新しく開発された記録方式で、高密度の記録が可能でコストが安くできる代わりに、頻繁に書き込み等を行った際に、何かのトラブルが発生した時にデータの欠損が起きる可能性がCMRより高いらしい
WindowsマシンにもこのOSがインストールできるようになっており、Chrome OS Flexと言う。インストールにあたっては、WindowsのChromeブラウザに拡張機能をインストールし、これを起動してUSBメモリにインストーラを構築して、これを差し込んで起動するようになっている。起動した時は、このままOSをインストールするのか、インストールしないで、環境を試して見るかの選択ができるようになっている。この機能検証を上述のWindowsのサブマシンで行っていた
Chrome OS Flexをインストールしても、スリープから復帰もしないし、モニタをぱたんと閉じてまた開けても画面が表示されないし、だめだこりゃと思って、以前取っておいたWindows回復ドライブを使って回復しようとしたら、回復の途中でエラーになって進まない。いろいろなメニュー、オプションで何度やっても解決できていない
然らばUbuntuでも、と思ってインストールしても画面が乱れて使い物にならず
結局のところ、Windowsの元の環境に戻せず、さりとてChrome OS Flexも中途半端な状態で使い物にならず、もう一つの逃げ道と思っていたUbuntsもがめんがくしゃくしゃで話にならないという八方塞がりの状態だ
これまで保有してきたパソコン類の性能比較のために、ベンチマークを取って見たので記録のために掲げる。プラットフォームがWindows、iOS, Chrome OS Flex, Raspberry pi OSと多岐に亘っているのだが、これらに共通して使えるベンチマークツールはOctane 2.0しか知らないので、これで試して見た
スリムタワーPCはPentium E5800と言うCPUが載っており、調べると2010年に発表されたものなので、i5 3570Kより2年前のモデルだ。Chrom OS Flexを入れて簡単にテストをして性能を調べてみたが、Clipchampによるビデオエンコード時間やOctane 2.0のベンチマークのスコアで数倍の開きがあるので、CPUを交換して場所を取らない遊び用のPCとして作る。まずはChrome OS Flexでもインストールして、遊んでみようという心積りだ
Chrome OS Flexで使って見たところ、ChromeによるWebブラウジングは全く問題ないレスポンスで、YouTubeもFHDまでであれば実用になる。音声も問題ない。4kは流石に読み込みが頻発して実用にならない。重負荷の作業でなければ、まだ十分に活躍できる。子供が使い道があるというのであれば返しても良し、そうでなければChrome OSの他にUbuntuでも入れて私のおもちゃにしても良い