Archive for the ‘IT・パソコン・インターネット’Category

年代物のパソコンにまつわる諸々

ウイルスソフトのCPU負荷

5月に開発(!)したんねぞう在宅勤務システムのコントロール用に自分のパソコンを常時立ち上げている必要があり、これまで週末程度しか立ち上げていなかった年代物の自作パソコンを夏の間でも毎日稼働させているため、CPUファンやその他のファンの耐久性が心配になってCPU温度のモニタソフトを入れて時折見ていた。

すると、パソコンのCPU温度がアイドル時でも60℃程度に上がっていて、これが正常とは思えなかった。タスクマネージャーでタスクを見てみるとウイルスソフトのプロセスが常時30%を占めており、最初はこんなものなのかと思っていて、写真の現像ソフトのLightroomも重くなってきたような感じがして、7年前のCPUでは能力が足りなくなってしまい、もうそろそろCPUのアップグレードの潮時なのかとCPUやマザーボードを調べ始めていた。しかし念のためにWebで当該ウイルスソフトの事象を検索してみたら、これは不具合であるらしいことが分かったので、ソフトベンダのHPをさんざんたらい回しにされた挙句、チャットでのサポートを受けることができた。1時間近くやり取りした後、ソフトのバージョンアップに成功したら、CPUの占有率が劇的に下がったので良かった。お陰でLightroomの現像モジュールからライブラリモジュールのサムネイル表示に移る時の反応が早くなった。CPU温度も明らかに低くなり、快適である。もう一つ思いもしなかった効果が、メーラーのThunderbirdの挙動だ。いつからかInboxのメールの表示、削除に1通につき数秒かかり、Webに載っている改善方法を試してみたが一向に解決せず、これはたぶん自分の使っているサーバとの相性が悪いのだろうなと諦めていたところ、なんとこの事象がきれいさっぱりなくなっていた。

一時CPUのアップグレードまで考えていたが、この調子だとまだ行けそうだ。

昨今のシステムの事情を調べてみてわかったことだが、チップセット、ソケット、メモリ規格、電源規格が変わってしまっているようで、単なるCPU交換とは行かないようだ。でも5~6万円程度で電源、マザーボード、CPU、メモリ、CPUクーラーは買えてそこそこ使えるPCはできそうだ。最近はAMDの元気が良いらしい。私が前回CPU交換した時とは大違いだ

GPU

ビデオカード(NVIDIA GeForce GTX 750Ti)を入れたのは4kモニタを買った時に既存のHDモニタとのデュアルモニタ化が目的だったので、特にグラフィック性能は必要とせず、ファンレスの静かなものにしたのだが、それでもGPU性能は宝の持ち腐れなので、試しにFinal Fantasy XIVを入れてフリーで動かしてみた。そうしたら3D部分がほぼ100%で稼働していた。手持ちの写真現像ソフトとスライドショーの作成ソフトはGPUを使わない造りになっているらしく、こんな画面を初めて拝んだので、スナップショットを撮っておく。今まではこのグラフは死んだように静まりかえっていたので、たまには良いだろう。GPUさんは今までになかった負荷が急に降りかかって来てびっくりしているかも知れない

2020/11/07
んねぞう

携帯電話の機種変更にまつわる諸々

8月から携帯電話の機種変更を考えていて、ケースまで買ったのだが、本体を買う段階になって、新しく発表される機種で逡巡した挙句一周回って当初考えていた機種になったという話

今iPhone 8を使っていて、機能には何の不満もなく、唯一容量が64GBではどうしようもなくなっていたので、サイズや、デザインもカメラレンズの位置に至るまで同一でリーズナブルな価格のiPhone SE (第二世代) 256GBに狙いを定めて、ケースまで買っていた。しかし、iPhone 12 Miniという機種が発売されるという噂を小耳にはさみ、そして好きだった昔のiPhone 5のように角のあるデザインで、iPhone 8よりも小型になるとのこと。ここで心が大いにぐらついた

いろいろ調べた結果下記のようなことが分かった

  iPhone 12 Miniは
      〇 角のあるデザイン
      〇 第一世代のSEに次ぐ小ささ
      ✖ FaceIDしかなく、TouchIDはない
      ✖ 値段が高い
      ✖ 多分電話会社のプランも高くなるだろう
  iPhone SE (第2世代)は
      △ 従来通りの大きさ、デザイン
      △ これまで使ってきた写真スキャンのソフト、ハードの適合可能性
      △ 既にケース買っちまった
      〇 安い
  差し当たりどうでもよいこと
      5G対応
      Magsafeというギミックの搭載
      カメラ

Face IDというものは使ったことがないので、人の話を聞いて自分で判断するしかないのだが、新型コロナウイルスが蔓延している現在、マスクをしていると認識されないらしい。当然と言えば当然で、マスクをして認証できたら、他人のなりすましができやすくなってしまう。指紋認証でも時々手が荒れていたり濡れていたりすると認識されないことがあるのに比べても不便なようだ。認証した後も画面スワイプというステップが必要らしい。また、寝転がったときに自分の顔を認識してくれるのだろうか等未知のポイントがあった。これと、自分にとって必要のない5GとかMagsafeというもののために価格が高いことを割り切ることができるかどうかで1か月悩んだ

その結果、結局iPhone SEを選んだ

注文する数日前位から、従来同梱されていたACアダプタとイヤホンがなくなり、ケーブルはUSB Type Cに代わるという話が聞こえて来た。Appleの言い分によると、パッケージが小さくなり、出荷回数が減って45万台のトラック(によるCO2排出?)を削減することになるという。パッケージを小さくしてCO2を削減するのだったら、間違いなくケーブルを繋ぐより効率の悪いワイヤレス充電をなくしたほうが電力のロスがなくなりずっと良いのではないかと、私は思う。しかも価格は据え置きとのこと。なんだか割り切れない思いがする。

下はパッケージの比較

右がiPhone 8、左がiPhone SE (第2世代)。確かに厚さが半分近くになっている

左は蓋を開けたところ、右は本体を取り出したところ。ケーブルのみで、箱の下半分はほぼ空

調子づいて、私の持っていた歴代のiPhoneの箱を引っ張り出して見た

年代順にiPhone 5

まだ使っていないイヤホンが残っていた。3.5mmジャックのもの

次にiPhone 6s

本体がLightning に変わったのにも関わらず添付されているイヤホンは3.5mmジャックのままであるせいだろう、Lightning – 3.5mm変換ケーブルが同梱されている。私はイヤホンではなく、iPhobneに外付けスピーカーを繋ぐのに重宝している。しかしこれでも買うと1000円するんだぜ

iPhone 8

iPhone8からのイヤホンのプラスチックのケースが省かれている。なんとACアダプタが未使用で残っていた! Appleがユーザに対して携帯電話を買った後ACアダプタやケーブルをどうしているかアンケート調査を行ったという話があるが、その結果やはりだぶつき気味であり、同梱をやめると判断したらしい。私もその例に漏れず、だぶついていた。あまつさえ1つか2つはAndridを使っている家族にも上げているはずだ。だとしても、価格据え置きってどして?、と思う

さて、ここまでひとしきり御託を並べたところで、iPhone SE (第2世代)と8の比較画像

仕様上サイズとデザインは全く同じことはわかっているのでどっちがどっちかという説明は面倒なのでしない。移行はあっけないほど簡単に済み、Mobile Suicaの移行だけ少し時間がかかった。これまで使い慣れた機種と全く同じデザイン、操作性なので、それほどの感動はなく、淡々と使い続ければ良い。これもある意味良いことなのかも知れない

しかしこれまでiPhoneの箱を良く保管していたものだ。私はカメラについては、後日売却するかも知れないと思って箱を保管しているが、これまで一度しか売ったことがなく、使っているうちに傷がついたり、売っても値段がつかないだろうと思うようになっているので、場所の節約のために少しずつ処分しようかと思い始めている。iPhoneについては、売却に備えて取っているつもりはなく、箱の仕上げとか質感が非常に良いのでなんとなく取っている

何なら私がAppleに引きずり込まれるきっかけとなったiPod touchの箱も見せようか

2020/10/25
んねぞう

ndaznnez.com 15周年

気が付いたら2005年にこのDomain名ndaznnez.comを取得して15年が経っていた。以下は記念のWhoisの画面ショット

開設当時はndaz . comとかnnez . comなどが欲しかったが既に使われていたので、ndaznnezとした。商業組織でもないのに.comで良いのか調べたりした。その後.jpとか日本語.jpとか、様々なTLD(Top Level Domain – 自分でもわからなくなった時の備忘)が発生しているが、今はこのドメイン名に愛着がある。それと同時にサーバーもレンタルして、いろいろ試行錯誤してここまで来た

因みに似たようなドメイン名がどうなっているか調べてみた

ndaz . com 取得済 売り物
nnez . com 取得済 売り物
ndaz . net 他の人が取得済 Blog運用中
nnez . net 未取得
ndaznnez . net 未取得
nnezndaz . com 未取得
nnezndaz . net 未取得

そして、近年ドメイン名の一部が似通っていて「ん?」と思わせたライブスポーツオンライン配信サービスdaznだが、この .net版は取得済だった。検索した先で”Experts in Global Domain Management and Online Brand Protection”とあるので、類似のドメイン名を予防的に取得しているのかと想像している。サイバースクワッティングという言葉があるが、昔J-Phoneの携帯電話を使っていた時にJ-Phoneで検索すると、何かちょっと違うんでないか?というような内容のHPに行き当たったが、後で、ああこれがそうか、と思い当たったりしたな

さて、自分のドメインに戻って、今日現在の運用内容についてまとめておく。

書き込み件数(主なもの)

このBlog 538件
写真ブログnneblur 209件
People I met in India (B&W) 280件
People I met in India 129件
Murphy’s law calendar 4,697件
計 5,853件

ディスク使用容量 40.88GB

ファイル数 約90,000

15年間自分一人でこつこつと書き溜めて来た、質はともかくこの量、多いのか少ないのか…

とにかく、自分のドメインを持っていて、サーバ(レンタルだが)を運営しているという密やかな誇りを持ち、そしてサーバの設定、ソフトの設定、コンテンツを作成していじくること、それらすべてをマイペースで、楽しく、辛いときはしばらく放置し、というスタンスでやって来た。この10年は、写真に嵌り、そして昨年からは文芸同人誌に加入させていただき、勢い「表現」の場としての比重が高くなってきている。自分の撮った写真、捻り出した文章、そして明らかに何の役にも立たないもの、しなくても良いものの集積で、これらが人に見られようが見られまいが構うことはない、自分は自分の表現したいことをただ発表する、そのことが、自分をかなりの程度開放してくれている、ということを、今改めて思う。

2020/10/05
んねぞう

写真ブログの表示不具合

私の写真Blog”んねブラ“の記事で、アイキャッチ画像の指定をしても記事表示画面に表示できないことがしばしばある。すべてできないのではなく、できることのほうが多いのだが、できないものは何をしてもできない。例えばこれ。テーマを変えてみるとこの現象は発生しない。然らばと、このテーマに関するフォーラムを見ても、そのような現象に関する記述はない。一体どうしたものかとこの数週間考えている。Wordpressのサポートフォーラムで質問してみようかと思ってアカウントを登録したまでは良いが、そのテーマがWordpressのデフォルトの一つであるTwenty elevenで、2011年のものなので、今更…と言われても仕方がないのかも…と逡巡している。これは解決してから投稿しようと思っていたが、まだ埒が明かないのでとりあえず書き留めておく

2020/09/13
んねぞう

PCのCPU温度モニタリング

在宅勤務で、リビングにいる家族に自分のステータスを知らせるシステム(んねぞう在宅勤務システム)を運用している。”システム”といってもRaspberry pi zeroに64ドットLEDマトリクスでの表示機能とブザーを付けたものだが、これをデスクトップPCからPower shellでコントロールしている。このパソコンは数年前にマザーボードを交換して以来何もメンテナンスしていないのだが、どうもデスクトップPC上でPowershellが立ち上がっていないとこのシステムは制御不能になるらしいので連続運転している。この暑さでどの程度大変なのか心配で、このCPU温度を何とかモニタできないかと、Raspberry piを使ったシステムを調べていた。よくあるのは気温とか水温を測るものだが、CPUの温度を測る方法(特にセンサの取り付け方法)についての情報がない。Webで調べてもRaspberry pi自身のCPU温度を測る(と言うかモニタする)情報はあるが、他人様のCPU温度を測る方法は皆無だった。もう少し範囲を広げて物体の表面の温度を測るのにはどうしたらよいか調べているとサーミスタを使う方法があった。これはサーミスタのアナログ電圧をデジタルに変換するためDA変換のICを使う必要があるようだ。回路図もいまいちよく分からない。待てよ、これってパソコンで自分のCPU温度をモニタする方法があるのでは、と思い調べたらCore Tempというフリーソフトがあった…結局パソコンで自分をモニタすればいいじゃん、というお話。Raspberry piのうまい使い方がないかと探し回った結果、ボツになったとさ

2020/09/12
んねぞう

iPhoneのケース

今使っているスマートフォン(iPhone)に何の不満もないが、ただ一つ容量が逼迫しているのが困る。私はすべての情報はローカルに持ちたい。クラウドに入れるという方法があることは薄々は知っているが、アクセスするのにいちいち通信料がかかるのが我慢できない。写真も音楽データもビデオもすべてローカルに持っていたい。3年前に機種変更した当初は今の容量で十分であろうという目算だったのが、時代の進歩(?)でとても足らなくなってしまった。似たようなことが去年、iPad Miniでも起きている

そこで機種変更を考えている。考えているがなかなか何色にするか決まらない。決まらないうちに、何故かケースだけ先に注文して、届いてしまった

Kulörというブランド。背面にエンボス加工を無料でしてくれる。ちょっとばかり高級感のあるパッケージ。箱の右側から覆いかぶさる5角形のベロは磁石で止まるようになっている

Kulor iPhoneケース

着けて見た目はなかなか良い感じだ

Kulor iPhoneケース

Webで見たものと比べて文字の繊細さがないが、諦めるしかない

Kulor iPhoneケース

今使っているApple純正のレザーケースと比べても、本体とのフィット感は遜色ない。初めは嵌り具合が浅く、画面を下向きに置いた時にガラス面が当たるような堅い音がしていたが、1日経った今、本体とかなり馴染んでいて、ガラス面が当たる感じはしない。価格は7,429円のところセール価格で5,200円、Web上でのOnlineくじ引きで10%割り引き、送料12USD(香港から)。本体価格5,200円はApple純正の5,800円と比べて、まずまずリーズナブルかと

いや、本当はiPhone SEのケースなのだが、今使っているiPhone 8と外形は全く同じなので、ケースを付けて見ているだけだ

で、だ。本体はどうする…

以前、ミラーレス一眼カメラを買おうとして、それより前に電子ファインダーだけを先に買ってしまい茫然としていたことを思い出した。学習しない。やることは繰り返す。だけど不都合は感じていない。機種変更の話がなくなっても、今のiPhoneでも使えるではないか

2020/08/02
んねぞう

タブレットホルダー

先日のスマートフォンホルダーに続き、今度はタブレットホルダーを買った。中国製で、同じブランドでプラスチック製のものと金属製のものがあり、だいぶ値段が違うが、それなりに重量のあるタブレットを落下させて壊したら大変だと思い金属製のものにした。調べて見たら中国ベースの通販とAmazon(co.jp)の間では倍半分の価格差があるが、Amazonでは翌日配達だったので、こちらにした。今回初めて知ったが、中国製品の場合はAliexpressというサイトだと日本のサイトで買うよりもだいぶ安く手に入れられるので、急がないときはこちらを使うのも手かもしれないと思った。因みにこれはAmazonで約5,300円、Aliexpressでは約23USDだった(ただし運賃は良く見ていない)

Ulanziタブレットホルダー

造りはしっかりしていそうである。ネジや摺動部も妙な引っかかりは今のところない。底面はアルカスイスの雲台と互換だそうな。使ったことないけど

Ulanziタブレットホルダー

上部にコールドシューが付いているので、拡張性がある。こんなものが付いていると必要もないのにマイクとか買いたくなってくるのでたちが悪い。またこれが3,000円位で売られているので…You tuberにでもなる気か…

Ulanziタブレットホルダー

当然のことだが、カメラの位置を決めるのにタブレットのケースの蓋部分のフラップを使うより角度の自由度が桁違いにあるので、使いやすい。三脚に固定しても不安感を抱かせるような部分はない

Ulanziタブレットホルダー

9.7インチのiPad(第5世代)を横に挟んだ様子。縦に挟むとクランプに若干の余裕がある感じ

Ulanziタブレットホルダー

時節柄プライベートでもオンラインでミーティングをすることが増えて来たので、活用したい

関係ないがブランド名が「(買いたいんだろうが)売らんじ」で頭にこびりついた

2020/07/26
んねぞう

ラズパイで人生ゲームのルーレットを作って見た

人生ゲームというゲームがある。我が家にも、子供たちが小さいときに買ったものがある。子供たちと遊びながら、人生の不条理についてしみじみ思いを致したものだ。このゲームは息が長く、時代に即していろいろなバリエーションがあるようだ、インターネットで調べて見ると「目指せインフルエンサー!」とかいうのもあった。今の子供たちのなりたい職業の上位にYou tuberがあるということなので、世相を映したものなのだろう。

変遷をたどって来たその人生ゲーム、而してその中で変わらざる要素にルーレットがある。如何にして希望の目を出すか、勢い込んで回すとかえって詰まってしまってポテンヒットみたいになったり、それでは、ということで自然体で、或いは天邪鬼は俺は他人とは別の道を歩むのだとばかりに逆に回してみたりとか、人それぞれにいろいろ工夫を凝らして人生を賭けて祈り、願望を込めて回していたのではないだろうか。(逆回しは私もかつてやってみたがこれがまたストッパーのヒゲがうまくできていて、回しても2,3コマで止まってしまう。やはりある程度回転が持続するほうが楽しい。あえて逆に回そうという人は、周りの人間もつまらなくさせてしまうので、そこまでやるのならばゲームをやめて自分から仲間外れになっていれば良い。)

しかしである、今日のデジタルトランスフォーメーション、IoT、AIが社会にいつの間にか浸透している時代、そのようなアナログなことで良いのだろうか。人生もデジタル化の波に洗われる中、いつまでも手先の力加減に人生の岐路の選択を任せていて良いものだろうか。

否。このような旧態依然とした姿では、世相の最前線も具現化せんとする人生ゲームのありかたとしておかしいだろう。ここでは、そのアンチテーゼとして、デジタル技術を応用したルーレットを作成して、これまでの人生ゲーム界に一石を投じたい。

…もっともらしい理屈を捏ねたが、実は暇なのでラズベリーパイで作って見たいというだけのことだ。

で、作って見た。Pythonでプログラムを組んでサーボモータを回す。本当は360°回転してほしいのだが、手持ちのモータは170°程度の可動範囲しかないので、その範囲で均等に割り振る。文字盤はExcelで良い塩梅に数字が割り振られるように円グラフを作り、これをPower Pointに持ち込んでお化粧を施して写真専用紙にプリントした。

プログラムは、ランダム関数で目の数値(1~10)を決定し、何回かの表示をさせて最終確定する。表示回数は10~16回の範囲で乱数的に選択するので、針の指し示す回数も異なって来る。具体的な動きは次の動画を見てほしい。

さあ、賽は投げられた(コマンドは発行された)

実は内部で出す目の数と、文字盤の数字が合っていない。どういうことかというと、プログラムで出した目の数が1の時は、文字盤は10、逆に目の数が10の時は、文字盤は1を指すということだ。サーボモーターに文字盤を合わせるときにはじめて気が付いた。良かろう、人生はこのように落とし穴だらけなのだ。ただしランダム性は損なわれていない(と思う。何方か数学の得意な方、証明をお願い致します)。

実際にゲームをやって見たかって?
誰もこんな面倒くさい物使いはしないって。

2020/07/19
んねぞう

私的ビデオミーティングシステム拡張計画

昨日のセットの反省に基づいて、今後のシステム拡張の計画。いろいろ妄想を膨らませ、Webで売られている製品を比べたりして一人で楽しんでいる。実行に移すかは別問題。

iPhoneを中心として、音声と画面はテレビに任せ、iPhoneはカメラとして被写体から少し離れたところに置くのと、テレビのスピーカーからできるだけ離してハウリングとエコーをなくすためにマイクはコード式の外付け式。iPhoneはLightning端子しがないので3.5mmジャック変換アダプタを介してマイクに接続。(iPhoneのカメラは画素数の多い背面カメラを使う)

iPhoneの代わりにiPadを使う場合には、iPadには3.5mmジャックがあるのでマイクはそこに接続、空いたLightningジャックには充電アダプタを接続。(iPadのカメラは画素数の多い背面カメラを使う)

2020/07/12
んねぞう

Illustrations : Courtesy of Silhouette Illust (www.silhouette-illust.com)

私的ビデオミーティングセット

プライベートでもオンラインで話をすることが多くなった。いろいろ必要に迫られて、小物を探して見た。

iPhone、 iPadで、こちらが複数で参加する場合、カメラの画角が狭くて一人しか画面に入れないため、探してみたら、やはりあった、コンバージョンレンズ。クリップでiPhoneを挟んでレンズの前に来るようにする。

表のレンズを外すとマクロレンズとして使えるそうな。

使ってみると、iPhone8のレンズは35mmフィルムカメラ換算で焦点距離が29mm相当のものだそうだが、コンバージョンレンズを使うことで私が持っているレンズのうち一番広角である17mmより画角が広くなった。ただし、樽型の歪曲がひどい。オンラインミーティングに使うので別に困らないが。

もう一つ、iPhoneを掴んで三脚座に固定できるアタッチメント。三脚で有名なManfrottoのもの。三脚は高くて買えないので、せめてもの贅沢。

全く同じに見える製品が、国産のブランドでも売られていたが、見栄を張って300円程度高いこちらを選んだ

底面と背面の2か所にねじ穴がついている。さすがにManfrottoを名乗るだけあって頑丈そうだ

背面にスタンドがあるので、簡易スタンドとしても使える。この付け根は華奢そうだ。上下の赤い柔らかいプラスチックの貼ってある顎を引っ張ってiPhoneを入れるのだが、バネが強くて、ここからiPhoneが外れて落ちる心配はまったくない代わりに油断すると顎と本体の間に指を挟んで、痛みのあまり体の動きが停止することになる。

これらをiPhone 8に付けてオンラインミーティングにセットアップして見た

カメラは画角が広くなったので、こちら側は二人が並んだ様子が十分写せるようになった。角度も三脚が使えるようになったので、好きな角度にセットすることができた。外付けスピーカで音質もグッド。問題は、画質だ。前面カメラの画素数が背面カメラに比較して少ないことと、レンズ自体の性能が良くないらしく、相手からはぼやけているとの指摘があった。レンズ自体の性能はもう仕方がないとして、今後は背面カメラを使った形を模索したい。

世の中には広角レンズを備えたり、また望遠レンズを備えたスマートフォンもいっぱいあるので、そういうスマートフォンにすれば、という意見も当然ある。しかし私はスマートフォンのカメラに対して多くを期待していない。私のブログを見て頂いている方は(いないだろうが)わかるように、私は写真を趣味としていて、いつも出掛ける時は最低でもRAWで撮影できるコンパクトデジカメを携行しているので、「写真」を撮る場合はこれを使う。スマートフォンのカメラはメモ代わりに、とか、ちょっとカメラを取り出すのが面倒だったり、カメラを取り出すと構えるような相手を撮るという時しか使わない(そもそもめったに人は撮らない)。シャッター音も嫌だ。なので、私はビデオミーティングだけのために広角レンズを備えたスマートフォンを買う必要も、理由も見出せないのです。

下は例によりSystem Diagram

2020/07/11
んねぞう

Illustrations : Courtesy of Silhouette Illust (www.silhouette-illust.com)