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バッハの誕生日とA Prairie Home Companion
昨日はバッハの誕生日(1685/03/21)、A Prairie Home Companionでもバッハの誕生日にちなんでプログラムを組んだ。インターネットのストリーミングで実況が配信されるが時差の関係で日本では翌日(3/22)の朝になる。
先月のヨーヨーマの時と言い、なぜAPHCがバッハを好んで取り上げるか確かめてみたら、バッハはルター派の教会(アイゼナハのSt. George’s church)で洗礼を受けているためらしい。アメリカ中西部はルター派の移民が多く、Garrison Keillorもその文化の中で育っている背景がある。
2009/03/22
んねぞう
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03 2009
Sod’s Law Risk Factorの挙動の評価と適用に関する1考察
Sod’s LawのRisk Factorの計算式で、それぞれのパラメータ(U:Urgency ,C:Complexity,I:Importance, S:Skill, F:Frequency)がどのように寄与するのかざっと確かめて見た。以下はそのレポート。Sod’s LawおよびRisk Factorの計算式等については以前のエントリーのSod’s Law のRisk Factor 計算式とSod’s Law の Risk Factor計算を参照されたい。
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06 2017
津軽三味線の系譜 – その4
独奏楽器としての津軽三味線の曲と言えば、じょんから節、おはら節、よされ節の3曲が有名だそうだ。
これら以外にもいろいろあると思うが、弥三郎節は特徴的な滑稽さを帯びた旋律なので、すぐわかるが、私は申し訳ないことに、じょんから節がどういうものかまったくぴんと来ない。一つには、西洋音楽のように決まった楽譜と形式がなく、例えばバッハのミサ曲ロ短調であれば旋律ははっきり書いてあるし、誰が演奏していもこれはバッハのミサ曲であるとわかる。ところが、いろんな人が「じょんから節」を弾いているのを聞いても、これが同じ曲であると理解ができないのである。それもまた、じょんから節には旧節、中節、新節とあるそうで、これがますます事態をわからなくさせている(私だけの話ですが)。元来津軽人の気質から、他人の模倣を嫌うために、統一した旋律などあり得ないとしても、わからなさにも程があると、私は思うのだ。
そこで、まずじょんから節の比較の基準として、手元にあった高橋竹山の中節の演奏を採譜して、他の演奏と比較をしてやろうと思った。
昔は紙の五線譜と音符用の万年筆で楽譜を書いたものだが、最近はパソコンで楽譜を作成するフリーのソフトがあって、ありがたい世の中になったものだ。因みに今回見つけたソフトはMuseScore(ダウンロードページ および ハンドブックページ)。入力した楽譜を演奏して確認することまでできる。また、用途違いかもしれないが、曲を何回もプレイバックして、1小節ずつ送りながら聞き取るために、WavePadと言うソフトを使った。
4分前後の曲だったが、採譜を終わるのに5時間くらいかかった。自分の音感(相対)はそれなりに自信があったが、採譜の途中で調性がおかしくなって時々「あれ?」と思うことがあって、これはもともとなのか、加齢によるものか、はたまた脳味噌がアルコールに冒されたせいなのか、いずれにしろ少しがっかりした。
演奏のパッセージが早い部分は正確に五線上に表現するのは当方の耳が追いつけていない点があって、怪しいところ満載だが、全体の旋律を確認するには充分なものができたと思う。
津軽三味線と言うものを理解するのに、演奏を西洋音楽の譜面上に採譜して比較しようと言う、このようなアプローチが正しいかどうかは知らない。変な方向に行っているのかも知れないが(多分そうなんだろう)、人に押し付けるつもりもないし、自分がどこを間違っているかということに気付くための一つのプロセスだと思って、生暖かい目で見てやってくだせえ。
さて、これ(↓)がその楽譜。出典のmp3ファイルも対照のために置きたいが、著作権があるだろうから控えざるを得ない。
取敢えず今日はこの採譜でお仕舞。これが今週末の成果。演奏の比較はこの次。
2017/04/09
【追記 2017/04/15】
今日楽譜を見直していたらかなり間違いがあった。拍の勘定を間違えて小節数が違っていたり、オクターブ低く記譜していたり。速攻で修正し、アップロードした。
んねぞう
09
04 2017
Youtube ムービーのダウンロード
Youtubeのバロック音楽演奏のビデオで楽しませてもらっているが、最近、登録したチャンネルからコンテンツが次々と削除されているのに気が付いた。
チャンネルそのものが閉鎖されているものもある。
これでは心を慰められてきた演奏もいつかは見られなくなると危機感を抱き、必要なビデオのダウンロードを試みた。
特にJordi Savallのバッハ ロ短調ミサの演奏(Johann Sebastian Bach: Mass in B minor, BWV 232 – Jordi Savall (HD 1080p))はぜひとも残しておきたいと思い、いろいろなダウンロードツールを試してみたがうまくゆかなかったが何とか収めることができた。十数個のビデオをパソコン化に取り込み、ついでにiPad Mini2とiPhoneにも納めておこうと思う。
課題:いくつかのムービーはiTunesでiPhone、iPadに転送できない。同じmp4形式なのに。何故だ?
2017/01/07
んねぞう
07
01 2017
バロック音楽界と日本人
Youtubeでバロック音楽の、主としてアメリカ、ヨーロッパの団体のコンサートを視聴しているが、僅かながら日本人が出演しているのを見ることがある。先だってはスペインの教会でJordi Savallが指揮したバッハのロ短調ミサでテノールのソロを務めていた人の名前を見たら日本人だった。現在は東京芸大の准教授をされている人らしい。
演奏の他にも、演奏者が師事した人に日本人の名前を発見した。クロアチアのバロックアンサンブルのチェンバリストのプロフィールを見ていたら、ローザンヌ高等音楽院で小糸けいと言う方にオルガンを師事した、とある。
西洋音楽のメッカでソロの演奏活動をする、また本場の人間に教えるようになる、と言うことの大変さに思いを致すとともにその才能が羨ましく、また努力に尊敬を禁じ得ない。
2016/12/17
んんねぞう
17
12 2016
Ohne Titel
金曜日。週末の夜。1週間耐え難いストレスを耐え、安堵の身。仕事帰りの妻とたまさかに駅で合流。若干の買い物を誂え、バスにて帰宅。
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06 2016
メニューインとオイストラフ
youtubeでたまたまメニューインとオイストラフによるバッハのドッペルコンチェルトを見た(聴いた)。メニューインが1st、オイストラフが2ndだった。こういう時、どっちが1st? なんて考えること自体が既に下衆な考えであることは認めるが、一般的に言って力のある方が1stと思う。
しかしこの演奏は、陳腐な言い方で済みませんが、両者全く互角、メニューインは1stとしてのPrincipalityを存分に発揮しているし、オイストラフはオイストラフで陰に回りながらもドッペルコンチェルトとしての重層性の厚みをしっかり支えている。やはりこの二人は別格だな、どっちに回っても存在感が凄い。wikipediaで見て二人の経緯はあるようだが、結局この二人にとっては1st、2nd?そんなことはどっちでも良い、そう言うことなんだなと合点。
現今の古楽器を使ったオリジナル奏法によるバロック音楽は私は大好きだが、一方このようなロマン的な演奏も、いいなあと再認識させられた。
このビデオはモノクロだから1950年代あるいは1960年代のものかと思うが、片や西側のメニューイン、片や共産圏のオイストラフ、政治的ギャップがあって交流が途絶えても、同じルート(根)を持っているので、こういう質の高い演奏ができるんだろうな、と思った。
2015/11/21
んねぞう
21
11 2015
A Prairie Home Companionの日本人
少し前の話だが3/21のA Prairie Home Companionでバッハ生誕特集をやったときにハープシコード奏者としてHirabayashi Asakoと言う人が出演していた。愛知の芸大を卒業、ジュリアードで博士号を取得して現在はTwin Citiesに在住とのこと。
日本人が登場したのを聞いたのが初めてなのでメモとして残して置く。
2009/05/10
んねぞう
10
05 2009
Prairie Home Comanion — Garrison Keillorの書斎
2週間振りに出張から戻り、家で仕事をしながらPrairie Home CompanionのHPを開いて、何の気なしにFriday Night Previewのビデオクリップを開いたら、Garrison Keillorが自宅の裏庭から何かを話していた。
小高い丘の上にあって、所々雪が固まっている町並みを通してミシシッピ川の流れる谷が直ぐそこに見え、裏庭から家の中に入るとダイニングルーム(ここは大きくて普段は使わないんだけどね)、そこを抜けてドアを開けるとそこはKeillorの書斎だった。立派な家だけど室内の作りはやはり質素で、彼の言動にふさわしい感じがした。窓から斜めに差し込む冬の日差しが柔らかかった。
3/21はバッハの誕生日、何か特別な事をするらしい。これは聞き捨てならない。
あと、書斎に置いてあったノートパソコンはアップルだった。以前彼は東芝を使っていると言っていたが、替えたようだ。
2009/03/13
んねぞう