3連休の初日、故障したデジタル一眼レフを品川にあるサービスセンターに持ち込んで修理の依頼をした後、どうしょうかと思案しているうちにだんだんタイミングを逸して行く先が限定された。結局東海道線に乗り、久しぶりに河村城址に行く。
今回は少し視点を変えて歩く。
公園の入り口につながる坂道の途中で。小さな祠に5円玉。
連日30℃を超える暑さで、例にもれず汗をだらだらと流しながら歩く。蝉の声が夏を強調する。午後の少し傾いた日差しが木立を通って射す。私の好きな光景の一つだ
坂を登りきったところから階段を見下ろすと、季節外れの紫陽花が輝いていた
社に辿りつくと、天気は曇りになっている。無風。オレンジ色の花は曼珠沙華?
この広場の景色も数年前に初めて来てから変わった。奥の木は以前は枝を大きく広げていたものだ
夏草の生命力、石畳の隙間に根を生やし、伸びて行く。このようにして人間の作ったものは覆い尽くされて行く
この角度だと、社の両脇の木が枯れてしまっているのが良く分かる。(わかったところでどうしようもないが)
麓で買った飲み物をちびちび飲み、ベンチに座って汗を乾かしたり、そこら辺を歩き回ったり、とにかくぼーっとして1時間程滞在、その間であったのは、1団の家族連れのみ。まあ、この猛暑で歩く人はあまりいないわな
帰りの下りの道で多分東の方角だと思うが、遠くの尾根に木々が宙に浮いているように見える場所があった。実際浮いている訳ではなく、幹が細く見えていたため
公園を降り切る直前にふと目を脇にやると、ガードレールの切れ目から細い道が伸びているのを発見して入って見る。何と言うことはないが、何やらミステリアスな感じがした
もう少し先に行って見た所。この先何があるのだろう…
無事に娑婆に戻って来た。今日も暑さで写真なんかどうでも良くなりかけながらも頑張ったぞ。どれ、松田まで戻ってビール、ビール!
2018/07/14
んねぞう