アグラをぶらぶらした。例によって、あの超有名なタジマハールの写真については、他にいろいろ素晴らしい写真があるので私は掲載しない。
デリーからチャーターした車での道中、信号待ちにて
イスラム教徒の帽子をかぶった青年
アグラに着いて、ガイドが今日は特別な祭りの日だから、知り合いの家に連れて行ってやるということで、アグラ市内のどこかに連れて来られた、このガイドは2回目で、親戚に日本人の女性がいるということだ。まあ、大丈夫だろうと、付いて行くこととした。
アグラはムガール帝国の首都だけあって、イスラム教徒が9割を占めるそうな。今日は、イスラム教でも最も大事なお祭り「犠牲祭」の日なので、各戸で生贄の羊を捧げるとのこと。私も前回購入したクルタパジャマを着て、裏小路に入って行く。
一歩路地に入ると、子供たちがわらわらと寄って来て、写真に入りたがる。人懐っこい子供達
余命があと幾許もないことも知らずに綺麗な飾りをかけられている生贄の羊。
この後、生贄をささげる儀式の一部始終を見届けることになった。気持ち悪いが、ここで尻込みしたら日本男児の名が廃る、と言うわけではないが、ここは意地で。
まず、屋内の土間まで羊を連れて来て祈りを捧げる。そして、いよいよ生贄を捧げる訳だが、その写真も撮ったが、さすがに文章でも書くことが憚られる。
お祭りの朝と言うこともあって、女の子たちは晴着を着ている
生贄の一部始終を見届けて、通りに出る。卵屋が商品を自転車の荷台に積んでいる。約400個とのこと
タジマハールの入り口にて。ドラヴィダ系の女性。
タジマハールの出口にて
タジマハールから少し車で走ったところ。今日はお祭り、簡易観覧車で子供たちがはしゃいでいる
この後、ガイドが自分のバイクで、本当に地元の人しかいない路地に連れて行ってくれた。30分したら戻って来ると言う、例の放置方式。
晴着を着て歩く姉妹
路地で出会った女の子。カメラを構えると笛を吹くポーズをしてくれた。もたもたしているうちに、家の中に入ってしまった。もうちょっとピントが合っていれば良かった。このカメラの合焦精度とスピードには不満が残る (自分の下手糞を棚に上げている)
帰りの車窓から。何となく恰好良い。
リキシャの人夫
イスラム教のお祭りの生贄を捧げる一部始終と言う、あまりお目にかかれない場面に立ち会うことができた。運転手とはすでに数回目、ガイドも2回目で観光地然とした場所を好まない私の性向をわかってくれていたことが大きいと思う。
んねぞう