夏の松田 – July 2017

毎年夏、御殿場線の山北駅から河村城址を経て洒水の滝を回り、再び山北駅に戻る撮影行をして来た。今年は、その逆の経路をを辿り、今まで見えていなかった逆方向の景色を拾おうと思う。
山北駅を出て程なく、ウルトラマンさんと遭遇。準ぎょっと物件

30分ほど歩いて、いつもの洒水の滝の入り口に到着。しかし、いつもと様子が違う。明日は滝の神様のお祭りらしい。
地元の人たちが注連縄を張ったりして準備に忙しく立ち働いているのをよそ目に、 今回は廻る順番を逆にしたせいで、日差しが当たって恵まれているのを良いことに、川の写真を撮る。流れが澄んでいる。
いつものように、冷たい湧き水で腕や顔を冷やして、次に向かう。

河村城址に、いつもと逆方向に歩いたことによる、最も大きな御利益。このお社は常に立ち寄り、お参りしていたが、側にこのような三つ又の木が立っていたことに気がつかなかった。

このお社を過ぎ、記憶を頼りに次の水分補給ポイント(自動販売機)を 目指して歩く。脛の側の筋が攣り始めている。後で調べたら気を入れて歩いたのは8ヶ月ぶりだった。 情けない。
苦労して補給ポイントまで辿り着いたが、そこで見たのはまさかの品切れ!水分補給 なしに城址まで登り切って降り切る自信がないので、仕方なく滝の入り口の自動販売機まで戻ったが、既に戦意喪失、そこから山北駅まで、来た道を戻ることに。
駅に戻った時点で、シャツは汗染みでどろどろ、松田までの御殿場線の車中では、小さくなって乗っていた。汗染みが目立たなくなるまで、 松田駅前の居酒屋で一服して、それでもまだ明るいので松田の路地をブラブラ。
これは、居酒屋で飲んで見た地酒(美味しかった、私の好み)の酒蔵の建物の一部。いったいに、御殿場線は昭和9年までは東海道線として機能していたせいか、山北駅前には歴史を感じさせるものが多い。


2017/07/22

んねぞう

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