最乗寺の紅葉 – Nov. 2016

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関東地方に11月としては54年ぶりに雪が降ったという週の週末、天気が良いので紅葉を目当てに大雄山 最乗寺に向かった。小田原から大雄山線に乗車、終点の大雄山駅からバスに乗る。やはりいつもより人が多い。8人位バスを待っていた。因みにこれまで私が来た時は多くて3人だった。人の少ない時期を狙っているので、それでも多いと思っている。多分現地の従業員の人もいるだろう。

バスで10分程揺られて山道を高度を上げて行く。三門のもみじ。完全な紅葉にはまだ少し早いようだ。

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さらに参道を登って行くと、見事な紅葉。流石にカメラを構えた人が多い。

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石灯篭の肩の落ち葉、普通の紅葉と違いややピンクがかった鮮やかさ。初めて見る色だ

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本堂のある庭から。回廊の屋根に多くの落ち葉が積もっている

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奥ノ院への石段。僧侶が法螺貝の練習をしている脇を登り始める。イチョウの落ち葉で滑りやすい。急な階段を息を切らせながら登る。以前は休まずに何とか登れたものだが、今日は何回も休まなければならなかった。毎週のように写真撮影に出かけていた頃と比べて脚力が落ちているようだ。

余談だがこの夜寝ている時に急に太腿の筋肉が攣って大変な思いをした。筋肉疲労と汗をかいてミネラル分が失われたこと、そして加齢によるものだそうだ。妻が調べて教えてくれた(悲)。

天気が良いので、もう少し日光が差して陰影のある景色を期待していたが、鬱蒼とした山中のこと、太陽の高度も低い季節なので期待するのは無理だったか。途中の踊り場。

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帰り際にふと目を上げると彼方に雪を被り夕日を浴びた丹沢山系が見えた。
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バスで麓に降りる途中、気になった神社があったので、終点で降りた後急いで歩いて戻る。12,3分の間に陽は山の影に沈んでしまい、大きなイチョウが斜光に照らされる光景を撮ることができなかった。残念。

麓の街の、狩川に架かっている橋の欄干。これは何を意味するのか。天狗の団扇のヤツデか? その割には葉が9つに分かれているので調べてみたら、7つか9つに分かれるのが常で、8つに分かれるのは稀だそうだ。その目で冒頭に掲げた天狗の写真を見ると、手に持っている扇のヤツデは9つに分かれているように見える。

奥に見えるのは多分矢倉岳と思われる。

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2016/11/27

んねぞう