鎌倉 大仏切通 – Apr. 2018

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鎌倉には、鎌倉幕府が開設される以前から、交通のために要所に道が通されていた。特に岩に阻まれた箇所は開削され、切通(きりとおし)として今に残っている。ある日曜日、例によって観光客が押し寄せる前の早朝、近くに車を停めて切通の一つを歩いて見た。

鎌倉の段葛に連なる通りから鎌倉大仏で有名な高徳院を経て、藤沢に至る県道311号線のトンネル。県道の脇の、切通しに到る階段から。見えているのは後代になって開削された県道で、流石に切り通しではなくトンネル。その名も大仏トンネル。

史跡の指定の看板のある箇所から。切通しはこの1か所ではなく、この先県道の「火の見下」停留所の手前まで続いている。

細く曲がりくねった切り通しの壁面に苔が生えている。その先に何があるのか、ミステリアスな雰囲気だ。反対側の壁面には朝日が当たって陰影が濃い。

かなり変化に富んだ風景がある。

「火の見」と呼ばれる所。この先に「火の見下」というバス停があるのでここは「火の見」かも知れない、と勝手に想定。それにしても意味がわからない。

県道に出た後、おもむろに来た道を戻る。

傍の木の幹に、時折リスがいることに気がつく。立ち止まって見ていると、あちらも意識して、そそくさと遠くへ去って行く。写真は撮らなかった。

鎌倉は歴史があって人気のある観光地の一つだが、地形が山がちのため、人々が集まる場所と、このような人気のない場所が背中あわせに存在しているところが面白い。この切り通しの入り口の階段から鎌倉大仏の入り口までは徒歩でほんの3分である。私が切り通しを往復して、県道に戻った時は午前8時半、早起きの観光客がぞろぞろ歩いている時分。切り通しを歩いている間、出会ったのはジョギング(?)をしている人1人のみ

2018/04/22

んねぞう