いつものように冬の太平洋岸は晴れた日が続く。
江ノ島の近く、小動(こゆるぎ)から国道134号線をしばらく東に走った所に稲村ヶ崎と言う、相模湾に僅かながら突き出した小さな岬がある。今日はここに車を走らせた。有数の観光地のため、混み始める前に着きたかったが、生来の怠け者のため、近くの駐車場に着いたのは午前9時。
早速海辺に降りて、まずは江ノ島の反対の方角にカメラを向けて見る。強烈な逆光。目そのものにパープルフリンジが起きそうな光線だが、カメラは良く耐えてくれる。
江ノ島とは違って、観光客は殆どいない。地元の人が朝の習慣として来ていると言う感じ。奥に江ノ島を臨む。
回廊を上がって行くと広場。フラメンコのステップを練習している若い女性と、それを大人しく待っている柴犬がいた。
岬の切り通しを鎌倉の七里ヶ浜方面に歩く。途中、脇道があったので登ってみる。時刻は10時近くなっていて、交通量が増え騒音も酷い。景色が良いせいか、ロードバイクがとても多い。東京、横浜辺りからは適当な距離にあるせいだろうか。私にとっては東京から片道だけでも絶望的だが。
一連の写真を奥さんに見てもらったところ、その感想。
「太陽の光が燦々と注いでいる所でも、あなたの写真はどうしてもうら寂しくなるのね。」
海岸でのうら寂しい写真と言えば、3年程前に津軽の海岸を1日彷徨って写真を撮ったことがあった。その写真とその時の思い出は私にとって非常に大切なものとなっており、フォトブックにも仕上げてある。余りにも大切なので、このんねブラにはどのように掲載したら良いか決め兼ねている。
2017/01/29
んねぞう
とても気持ちよさそうですな
小生も冬の津軽に行ってみたいものです
ハチ又さん
コメント有難うございます。
津軽と言えば、私的には『づばり冬でしょう』です。是非行って見て下さい。
と言っても、私も真冬にはまだ行ったことはないのですが(行きたい (悶))
んねぞう