真夏の、それも昼日中に、とある谷戸山の公園を歩いた。暑い夏の日中のため、すれ違う人もめったになく、快適に暑さを味わうことができた。
茅葺の古民家が照り付ける日の光の下、じっと建っている
縁側の向こう側の緑の光を、囲炉裏部屋の良く磨かれた床板が反射しているのに懐かしさを感じる
格子戸を通じて見る景色。これだけでも涼しさを感じる
古民家を出たら蝉が一匹飛んできて私の右胸に止まった。その後1時間、ずっと私と行動を共にしていた。いよいよ帰るという時に、近くの木の幹に止まらせて「ありがとう、元気でね」と声をかけた。
2022/07/31
んねぞう