城ヶ島の海岸に馬の背洞門という奇岩があることを知った。三連休の中日、日の出前に起き出して、人出の前に写真を撮らむと車を駆る
これまで城ヶ島のハイキングコースは歩いたことがなかった。岩場伝いではあるが砂岩交じりで滑ることはないので楽だ
城ヶ島灯台側の駐車場に車を停め、短い食堂/土産物屋のある通りを過ぎ、ハイキングコースを歩き始めて程なく洞門が姿を現した
もう少し早い時間に来れば太陽と海が良い塩梅に洞の中に納まってくれたはず
馬の背洞門の背後を、城ヶ島公園に上って行く途中振り返ると、富士山が雪を頂いているのが望めた
いったん城ヶ島公園に上り、奥に進む。眺めがよく、よく整備された気持ちの良い公園だ。突端から旧安房埼灯台跡のある海岸に降りる
龍神様を祀った、岩をくりぬいた小さな祠があった。お参りして写真を撮らせて頂く。このまま海岸を西に戻ろうとしたが、途中断崖があって阻まれたため、また登り直す。人間も近づけないため、この先がウミウの生息地となっていることが頷ける
城ヶ島の遊歩道を、馬の背洞門に戻る途中、人一人が通れる細い道の分岐があり、これをたどると赤羽根海岸に降り着いた。ここで持参した缶コーヒーを飲み、独りを満喫する。写っているのはウミウの生息地。白いのは雪ではなく、多分、糞
ハイキングコースの始点まで戻って来た。鮮やかな自動販売機の赤と、風雨に晒された板壁の対比
帰り道、食堂のマスコットキャットか? 客が混み始める前のひととき。既に春を感じさせる日差しが心地よさそうだ
2022/02/12
んねぞう