台風が近づきつつあるという日曜の朝、誰も出歩いている人はいないであろうとの目算で出かけた
田んぼの先がだんだんすぼまっている谷戸
谷戸のどんづまりを目指して歩いてゆく
雨が降っているため、一面水浸しだが、これが流れの始まるところ。海に向かっての旅発ちの場所
風でビニール傘はダメになるは、靴の中はぐちゅぐゅちゅになるは、全身雨と草の露でびしょびしょになるはだが、これで良いのだ。当然予想して来たのだから。何にも増して人に会わずに自分の思いのまま歩いて写真を撮ることができるのだから
2021/08/08
んねぞう