F1.4開放一直線 – May 2019

前日の写真教室で、絞りと前景、背景、中景について学んだ。これを試して見たくて、35mm F1.4の単焦点マニュアルフォーカスレンズをむんずと掴み、車で30分のところにある庭園公園に向かった。着いてみると駐車場に車が多すぎるので愕然とする(35台収容に10台近く停まっている)。新緑の季節の晴れの日曜日だからか。気を取り直して中に入る。

以下は特記ない限りF1.4開放、NDフィルター使用

中景。パープルフリンジが出ている
絞り開放でできるだけ近寄って撮影。背景のボケは綺麗なのだろうか、汚いのだろうか
これは21mm相当のワイコンを付けたAPS-Cのコンデジで、F8.0で撮影。この公園に来た時は必ず挨拶代わりに撮る場所
これはF9.5に絞ってシャッタースピードをできるだけ遅くして(1/20Sec)、木の葉の揺れを表現したかったもの
Canon EOS 6D/35mm f1.4 — ISO200、絞り開放、1/1500Sec、NDフィルター使用
左上の、逆光を透過して輝いている葉にピントを合わせた。絞りは解放で背景をぼかし、立体感を与えた。右下の暗い部分に、座面が白く反射しているベンチをアクセントとして配し、左上の明るい領域との釣り合いを取った。全体として、葉陰から庭を覗いている構図とし、中心には敢えて何も配置せず、くっきりと写った錆色の葉と、ボケたその他の物体との対比、人のいない庭やベンチでしっとりした寂しさ(静寂)を表現したかった
後ろの明るく光る緑の葉を背景として、緑のもみじの葉がどれだけ浮き立つように撮れるか試して見たもの
これは21mm相当のワイコンを付けたAPS-Cのコンデジで、F8.0で撮影。70°~80°位の煽りで撮影。勢いよく伸びる枝といろいろなバリエーションの緑の葉の中で、最も明るい緑を中央に配して視線を誘導し、画面下の雲も取り入れて初夏の雰囲気を出したかった 。もう少し右に振って、左の暗い緑の面積を減らせば良かったかも知れない

2019/05/19
んねぞう