11月は体調を崩したり、仕事上で連絡を取る必要があったりして、休日はほとんど出かけることができなかった。12月に入って初めての土曜日、紅葉の残渣でも、と思い、御殿場線の電車に乗って、河村城址に出かけた。
山北駅から歩き始めて間もなく、Foveon物件を発見(※註)
折しも蜜柑の収穫の時期のようだった。農家の人達があちこちで忙しそうに働いていた
本城廓(ほんじょうくるわ)。ここに来る回数を重ねるにつれ、麓から上って来るのが楽になってきているのが わかる。体重が減ったとか(実際9月から5kg減らしたが)、体力が付いたということではなく、どれだけ登れば良いか見通しがあるためだと思う。最初来た時は、1時間も歩いたような気がしていたが、実際は10分程度だったようだ。実際、物事は、初めてで見通しが付かない場合は未来永劫続くような感覚に襲われるが、一度経験して見て見通しが付くと、案外簡単だった、さらに容易な道も見つかるし、と言うことも多いようだ。
残念ながら紅葉の盛りは終わっているが、枯枝を通して明るい陽光が降り注いでいる。黄色い落ち葉と緑の落ち葉のコントラストの綺麗な絨毯と、その上にくっきりとした影を落とす木々の景色を愛でつつ、買って来た缶コーヒーを啜る。至福のひと時
木の枝を通して逆光で影を撮る。ハレーション、フリンジが発生するが、私の腕では仕方がない
ここまで昇って来るうちに、珍しく4人+犬1匹と出会った。午後3時半も回ると、そろそろ日没を意識する。今回は北廓を回る、新しい道を辿って山北駅に戻る。季節は完全に冬。数か月来ない間にも、道端の建物が取り壊し中だったり、更地になったりしている。ホーム上で見つけた寂寥の景色を見ながら、季節とともに、時の移り変わりを感じる。さて、これから反省会だ
2018/12/01
んねぞう
※註
- Foveon物件(ふぉびおんぶっけん)とは何かについては検索して調べて下さい
- ここに掲載した写真は、Fovionセンサーを使ったカメラで撮影したものではありません
光が優しくて、今回のは特に好きです
又の名をハチさん、コメントありがとうございます。冬は特に光線が柔らかですが、低いので、結構柔らかくも陰影のある絵になりますね
んねぞう