久しぶりに奥多摩 檜原村の滝に、修理から上がって来たデジタル一眼レフカメラを持って出かけた。いつものように武蔵五日市の駅に降り立つと、人の数が多いのに驚く。しかも外国人も大勢いる。藤倉行のバスにも今までになく人が乗り込んでくる。日曜日だから? 隣に座った年配の方から話しかけられた。80歳になると言うが、東京にもこのような自然の豊かなところがあると聞いて来て見たとのこと。払沢の滝入り口を通り過ぎた先のバス停で降り、やおら歩き出す。滝までどれくらい歩けば着くか分かっているので、ゆっくりと登っているのだが、汗がやけに吹き出す。駅でペットボトルの飲料を1本しか買ってこなかったことを少し後悔する
子天狗の滝
今年もこの滝に会いにくることができた。この猛暑でも水は絶えることなく流れている。滝に対面する岩に座り、しばらく汗が流れるままぼーっと腰かけている
いつもは水量がもっとあり、風圧としぶきが飛んで来てもっと涼しいのだが、この猛暑のせいだろうか、勢いに欠ける。滝壺の岩にカタツムリがへばりついていた
今回ミニ三脚を持参して来たので、水面すれすれのローアングルの写真を撮ろうと思ったが、やはりバリアングルのモニタのない機種は厳しい。それではと言うので、iPhoneとWiFiで繋いでテザー撮影しようとした(テザー撮影とはケーブルで繋いだ形態での撮影ということだが、ここでは便宜上この用語を使わせてもらう)が、いざと言う時に接続できない。仕方がないので、ローアングル撮影は断念した。反省会の際に一旦カメラ側の設定を削除して最初からやり直して見たら繋がったので、修理と同時に行われたファームアップの際に何かが変わったのだろうと思う。やはり私にはバリアングル液晶は欲しいところだ
水量が少ないせいで滝壺の下から流れを狙うことができる。それでも靴が水没すると大変なので、へっぴり腰で。
最後の滝。天狗滝からの距離は少し長めだが、道がそれほど険しくないので、ゆっくり焦らず登って行く。途中一団の女性の登山客らしい人達が一人ずつぽろぽろと降りて来る。途中蜂の巣があって、それを警戒して、時間をおいて通っていたらしい。それに気づくまで、細い登山道で、いちいち道をあけるのも大変なので、一度に行って欲しいのだが…と思っていた。綾滝に着いて、さて滝に近づいて写真をば…と滝壺に近づくと足元に何やら動くものが見えてぎょっとしたら、カエルさんだった。滝の主のような風格だった
ここもまたいつもと比べて水量が少なく、滝壺から流れを仰ぎ見ることができる
今回はどこに行っても人と出会う。奥さんからは「滝で修行ですか?(笑)」と言われつつも、こう人と出会っていては修行もできない。また、熊さんと遭遇の危険もあるというし、暑いは苦しいはで写真も、滝も半分どうでも良くなるがそこを頑張る。「んねブラ」という看板に全くそぐわない状況である「んねぞうがカメラを持ってフラフラ(んねフラ)」とでも改名が必要だ。ひょっとしてこれが修行なのかも知れない。しかし、途中反省会だけは欠かさず。帰ってきて写真を見直すと、やはり楽しい思い出しかない。どんなにしんどくても、気力を振り絞ってシャッターボタンは押すものだと、筋肉痛の出始めた太腿をさすりつつ改めて思う
帰り道、熊よけの鈴をAmazonで注文
2018/07/22
んねぞう
おつかれさんでした
暑かったろうけど、気持ちよさそうだね
またどっか行きたいな
又八さん
コメント有難うございます
ひたすら暑かったです。やっとのことでバスの通る道まで降りて、自動販売機で買ったコーラのんまかったこと。
筋肉痛の ん でした