ゴールデンウィークの一日、日本海をぶらぶらした。
当日は喜ばしいことに朝から雨模様で、新潟県-山形県県境の日本海側の海岸に着いた時は時折土砂降りの天気だった。おかけで、光彩、陰影のはっきりした写真は撮れなかったが、湿り気のある、寂しい写真を撮ることができた。その中で、小さな漁師町を歩いた時の写真を掲載する。
雨上がりで、沖合の雲が薄くなっているところから光が横から差している、ちょっと異様(ことざま)な風景。何の変哲もない小屋が浮き立つような感じ。
堤防沿いの曲がりくねった道と、網を干すためと思われる、いい加減朽ちかかった棒杭の列。
しばらく車で走って、海岸に降りて見る。首都圏の太平洋岸と違って、岩がごつごつしていて奇観だ。真冬の西風がもろに吹き付ける時期には、さぞかし荒々しい景色になることだろう。
漁港の入り口にも巨岩が屹立している
眼下に見えるのは旧羽越本線の廃線跡。ところどころトンネルも残っている。残念ながら立ち入り禁止。
街道をどんどん北上して、マリーナまで来て、本日のぶらぶらは終了。
んねぞう