枚数は少ないが、山形県南部のローカル線の駅にて。
吹雪の中、雪だらけになりながら無人駅に歩いて来た。ほどなく雪が止み、太陽が覗く。しかし、完全に晴れ空ではなく何となく異様な雰囲気の光景だ。線路を覗くとほとんど埋まっていて踏面らしき部分が雪の間から顔を覗かせている。大丈夫かい?と少し心配になる。
新潟からの上り列車が1時間40分余り、新潟-山形県境の豪雪地帯を抜けて到着した。5分延着。車体前面の様子に息を呑む。
タイトルを延着5分とした。実際に遅延していたのだが、小欄を見て下さっている各位はわかっておられると思うが、決して遅延を非難しているのではない。よくぞこれだけの吹雪の中を5分の遅延で来られた、と言う感嘆と感謝の意味を込めている。念のため。
どんな天候でも金を取って運行しているのだから定刻が当たり前だろ、と考えるのが正しいのだろうが、ことこのような過疎地、豪雪地の場合、私はそのような見方には与しない
2018/02/18
んねぞう