田舎の田園地帯を車で走っていると、非常に気になる鳥居が目に入る。近くに寄って見た。

その前に、その次に気になる鳥居に接近する。県道から遠くの山裾に立っている、西日を浴びて白く光っている鳥居。参道が濃い杉木立の奥へ延びているようで、ふらふらと吸い寄せられるように、農道を車を走らせる。

近くまで車を入れ、鳥居をくぐって苔むした石段を上る。

行った先の祠に一礼をして戻って来る。

さて、これが件の鳥居。地元名産であった石造りだが、鳥居の先に参道があるでもなし、周りを見回しても社が見当たらない。

非常にミステリアスな鳥居なので、Olympusのアートフィルター(ドラマチックトーン)で脚色して見た。

地元の人に聞いても明確な答えが得られない。

この謎はいつか解ける時が来るまでそっとしておこう。

2012/07/29
んねぞう