天気予報では晴れのはずだった土曜日の朝、日の出を撮ろう、あわよくば来年の年賀状に使えるような写真が撮れればと江の島に出かけたは良いが…
日の出時刻の海岸。太陽が昇るあたりには厚い雲。風が強く、海岸に降りて見たが護岸ぎりぎりに立っていても足が波に洗われてしまった
振り返って江ノ島の方を見ると、怪しげな雲に覆われている。駐車場から江の島に移動するが、小粒の雨が降り始め、江の島に着く頃には風雨が強く、しばらく車の中で待機雨が小止みになった頃を見計らって、車に備え付けてあるビニール傘を差し、風に煽られて壊れないように気を付けながらヨットハーバーを抜けて突堤に向かうが、強風のためか立ち入り禁止となっていたため、突堤の影の岸壁を歩く。風雨にもめげず釣りをしている人達。このころになると雲の切れ目から青空がのぞくようになり、濡れたコンクリートの地面への反射がきれいだ風にちりぢりになった雲。ちょっと17世紀オランダの風景画にでも出てきそうだ釣り人と灯台土砂降りの雨の中、そして無人の時に来れば、もっとドラマチックな写真が撮れるかも知れない 期待していた天気ではなかったが、灯台の印象的な絵が撮れて良かったと思う。
未だに風が収まらない中、傍らのヨット置き場のヨットのマストとロープの風切り音とカランカランと触れ合う音を聞きながら駐車場に戻った。途中から撮影に邪魔なため、傘は脇に抱え込んで撮影したので、背中やお尻はびしょびしょだ。このところ雨中の撮影が度重なり、また転んでカメラやレンズに衝撃を与えたりしているので、どこかおかしくなっていないかも心配だ
2017/11/11
んねぞう