ここは、インドのニューデリー、コンノートプレース(Connaught Place)。東京で言うと丸の内、新宿、そして新橋を合わせたような、つまりインドのビジネスの中心地。
仕事を終えて、ホテルに帰るまで時間があったので、少し歩き回って見た。使用したカメラが高感度に弱く、シャッタースピードを下げざるを得ないにも関わらず手ぶれ補正機能もないため、ブレた写真ばかりになってしまった。
一応、表の顔。
一歩路地に入ると、露店の列。これが新橋的要素。デリーも中心部になると、人々もそれなりにカメラを向けられると意識するようになる。あからさまに拒絶する人もいる。なので、撮影には気を遣う。
仕事帰りのサラリーマンも、そうでない人も帰宅途中で小腹を満たして、今日1日あったこと、なかったことを喋っているのだろう。
最後に、1日の仕事を終え、帰宅しようとするサラリーマン。インド人の彫りの深い顔から、疲れの表情をどのように読み取れば良いかわからないが、自分と同じサラリーマンとしての同質性を見てしまうのは単なる感情移入か。周囲をパンジャビスーツの女性、オートリキシャが過ぎて行く中、街灯の支柱にもたれながらしばらく立っている。
んねぞう