午後4時30分 – May 2017

そろそろ日も傾こうかと言う時分、川縁をぶらぶらして見た。

土手を下流に向かって歩く。ほとんど初夏と言って良い日差しがようやっと傾き始める。

来る度に立ち寄るお社。朱の色が目に眩しい。

苗の作付けが済んだ畑を私鉄が通って行く。

私鉄と地下鉄に挟まれた鄙びた場所。犬を散歩させている二人連れが過ぎて行った。線路の向こう側に終点の街が見える。

史跡跡の公園。傾いた西日が地面に濃い影を落とし始めた。そろそろ川縁に戻ろう。

2017/05/28

んねぞう