変な物たち

以前アメリカとの仕事で、長さの単位があちらはインチ・フィート、こちらはミリで、おまけにあちらは分数と来た。写真はその時寸法の換算にこちら側がみんな煮詰まっていた頃、アメリカに行った際にSalt Lake CityのRadio Shackで見つけた電卓。日曜大工用だが、分数付き寸法の計算、例えば

上と同じ時に 一緒に仕事をしていたアメリカの会社のベテランの技術者が持っていた分数付きインチ・フィートの加減算の計算尺。写真に撮らせてもらった。シャープペンシルの先で該当する数字の穴をスライドさせて、下の丸い穴に各桁の答えが表示されると言う仕掛けだったと思う。欲しくて帰国後調べたが、西独逸製で巷には出回っておらず、今となっては博物館所蔵モノのようだ。

1977年製の「テスター」。現在は「デジボル」とか言うのか。そう言うことであればこれは「あなぼる」。2005年1月に必要があって引っぱり出したが、抵抗の計測が何故かできなくなっていた。

あたしが使っている関数電卓、学部2年の時に買った。と言うことは1979年前後のもの。今も現役。当時はシャープとカシオが関数電卓を出していた。シャープのクリック感のあるキータッチが好きで使い続けている。その他にはHPが逆ポーランド形式の電卓を出しており、キータッチがやたら堅くて流石毛唐のぶっとい指で使うだけのことはある、と変な感心の仕方をしていた。

1977年に買った三省堂のGEM。当時3000円。30年前のものだから、英語自体も変化しているだろうが、いつも鞄に潜ませて、電車の中で原書を読むときに折に触れ参照している。幅と厚みは煙草の箱くらい、高さはそれよりも大きい程度。大分痛んで来たので、どうにかなる前にここにアップしておく。 子供達は電子辞書を持っているが、お父さんはそこまでお金をかける必要はないのでレトロで行きます。

2010年7月
んねぞう

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