Archive for 5月, 2019

大食いYoutuber – 食べ番組

このところ大食いのYoutube番組の視聴に嵌っている。人が食べ物をおいしそうに食べている所を見るのは楽しいことであることに気が付いた。念のために言っておくが食べ物を粗末に扱って遊んでいるのとは別のことだ。

特に、韓国のあるYoutuberが両親と料理を黙々と食べている番組が好きだ。一家揃って大食の部類であることは間違いないが、 日本のYoutube番組のように食べる量や速さを追及するものではない。 お母さんは料理が上手で、時々調理の様子も流している。お父さんも含めて3人で、多分家のベランダだろう、長閑な畑の風景を背に並んで食べるのだが、困ったような顔をした朴訥なお父さんもまた味があって良い。ただ食べているだけで、何の会話、コメントもなく淡々と進んで行くのだが、その中で、母親は夫や息子のために料理をよそってやる、息子は父親が先に箸をつけるのを待っている等、家族の関係が垣間見られてほっこりする。この番組の視聴料(?)で両親を海外旅行に行かせてあげることができました、とか言っていた回もあった。

この手の番組は、韓国語でMukbang(モクバン)と言い、韓国語の「食べる」と「放送する」の混成語だそうだが、だとすると日本語では旅番組ならぬ食べ番組と言うことだな、と一人合点する

2019/05/19
んねぞう

写真教室その2

今日は写真教室。絞り、シャッタースピードとISO感度の関係の話。私なりの理解は下記。

デジタルカメラは、レンズを通して入って来る光が撮像素子に投射されることによって撮像される。その光の量は、レンズの開口の大きさと、シャッターが開いている時間に比例する。水道のアナロジーで考えるとわかりやすいかもしれない(絞りは蛇口の開度、シャッタースピードは蛇口を開けている時間)。一方、撮像素子は受けた光を電気に変換する働きをする。この光の電気への変換にあたって、例えば1の量の光に対して、どの程度の電気に変換するかの倍率のようなものがISO感度である。例えば、同じ光量でもISO100 だと暗くて映らない場合、ISOを400にして感度を4倍にしてやることで、撮像素子が1の光量に対して4倍の電気に変換してくれるので、その分明るい画像を得ることができる。

特にISO感度の考え方について、同じ教室の仲間の方に理解が難しかった方がいたようなので、私なりに説明の図を作って見た。発生する電気の増幅は撮像素子で行うように書いたが、実際はその下流の回路で行っているのかも知れない。その辺はまあ、初級と言うことで…

被写体が暗い場合は、シャッタースピードを遅くしたり絞りを開けることで、撮像素子が無理なく撮像できるだけの光量を確保することが基本だが、あまりにも暗くそれでは追いつかない、かといって三脚も使えない、或いは表現の都合上絞りを絞って撮影したい、シャッタースピードはあまり下げたくないという場合もあるだろう。そのような時はISO感度を上げて、撮像素子で十分な電荷を発生して明るい画像になるようにする。大変便利な機能だが、ISOの感度をむやみに上げると撮像素子でノイズ(輝度のムラ)が発生し、画質を損ねることに注意が必要(敢えてその効果を狙うという場合は別)。

写真の標準露出量は、このISO感度、絞り、シャッタースピードの3つのパラメータの組み合わせによる。例えばISO感度、絞りを人間が設定すれば、シャッタースピードは 標準露出量に合わせておのずと決まる。同様に、ISO感度、シャッタースピードを人間が設定すれば、絞りは標準露出量に合わせて おのずと決まる 。 ただし、注意しなければならないのは、カメラが自動的に設定してくれるからと言って任せきりにすると意図しない写真になることがある。例えば、人間が指定したISO感度、絞りで撮影するとシャッタースピードが遅すぎて、ぶれた写真になったり、逆に早すぎて、被写体の動きを見せたいのに止まった写真になったりする。

講座の前に、今日は、講師の先生が主宰する写真倶楽部の作品展示会にお邪魔した。先生からも親しく説明を頂き、構図の考え方、タイトルの付け方の難しさ、組写真の難しさ、人物を撮る際の注意点等を学んだ、大変有益な時間だった。
見応えのある写真ばかりで、あるものは主題が立体的に浮き立つような写真、あるものは抒情的な、あるものはモノクロで心象風景的な素敵な写真だった。私が撮る写真は、それに比べると平板で、何だか小汚い感じがする。前々回だったかの教室で、卑しい人間の撮った写真は卑しい写真になる、と言うお話があって、ギクッとしたが、要するにこういうことなのか、と。

先生に、私が以前インドに足繁く通っていた時期があり、そこに暮らす人々の、生活や生きて行く辛さを見ようとして写真を撮っていたことをお話しすると、そのような視点での写真も有りではないか、基本は撮る人が何を見たか、見せたいかが全てだ、とのお話だった。

2019/05/18
んねぞう

18

05 2019

写真教室

近くの公園で、写真教室が開催されていることを2年前から知っていた。ずっと迷っていたが、4月に基礎コースの募集があったのを機に申し込んだ。毎月2回の教室で、今日で既に3回目になった。講師はプロのフリーカメラマンで、映画とスチル写真の両方を経験し、さらに映像関連、 映画評論 の著作/翻訳、同人誌の編集長など幅広く活躍されており、私などからは音楽で憧れの東京藝大の講師なども務められている方だ。

受講者の方々も幅広い年齢層からで、楽しくやっていければ良いと思う。

最初に、高い機材があれば良い写真が撮れる、また写歴が長ければ長い程良い写真が撮れると言う考えは大間違いだというお話。 カメラの持ち方、構え方、そしてレンズの焦点距離と画角の関係。7月には作品の展示会があるそうだ。基礎からしっかり学んで、構図、階調等についての考え方、見方を身に付けて実践に適用できるようになりたい。

焦点距離と画角の関係について。焦点距離と画角は反比例するということを学んだ。これに対して、私は、後で考えて大汗もののアホ発言をしてしまった。これを知りたい方は次の「Read the rest of this entry」をクリックしてください

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06

05 2019

iPad Mini 5その後

今年の3月30日に新しく出たiPad miniを使い始めて1ヶ月が過ぎた。これまでに揃えた周辺機器は次の通り

  1. ケース
  2. 画面保護フィルム
  3. Apple Pencil
  4. 格安SIM

初めてApple pencilが使えるiPadを買ったので、Pencilを、趣味の講座のノートを取ることに使っているが、いつも使っている紙とボールペンの組み合わせと比べると、iPadの画面の滑りの良さのせいで、私の書く字が大変なことになっている。普段から、人に読めない字を書くのにますます磨きがかかって、これで情報セキュリティは難読性という部門があるとすればトップクラスだ。時々自分でも読めなくなって困っている位だ。サンプルを貼り付けようと思い、貼り付け画像を準備までしたものの、この齢になってそのような文字を書く恥を晒す必要もないと思い、掲載は止める。ノートのアプリはMicrosoft One Noteを使わせてもらっている。テンプレートを、いつも使っているMini sizeのLegal Padに地色と罫線を合わせて使っているので、快適だ。だが、ノートを取って行く時、改頁の仕方がわからない。新しいページをいちいちタイトルを付けて追加しなければならないのか? ペンも、何故ここまで長い必要があるのだろうと思いながら使っている。普段使っているボールペンもここまで長くないし、鉛筆は長いがここまで重くない(お前のような、100円ちょっとで買えるような安いペンは使ってないんだよ、と言われればそれまでだが)。とにかく、Pencilの長さ、重さと画面の滑りにどれだけ馴染めるかがキーだ。

ケースを当面の間に合わせで買ったが、Pencilをスマートに収納できるケースを待ち続けている。Apple storeで Moleskine製のiPad mini 4用のFolio caseが売り切れ状態なのに未だに掲示されているのに対し、mini 5については発売後1ヶ月経っても出ないのでAppleにChatで聞いて見たが、Mini用の同じモデルが発売されるかどうかわからないとのこと。どこかでPencilを落下させたらしく、ペン先が少し潰れているので、これ以上の破損を防ぐために早くケースに収納して持ち歩きたいのだが、今は、Smart cover(所謂風呂蓋)と最近発売されたOtterBox Symmetry Series Caseの組み合わせしかない。もう少し様子を見る。

Cellularモデルを買ったのだが、その理由はGPSが付いていること。WifiモデルにもGPSが付いているのであればそちらに傾いていたのだが、出先で地図を表示して位置を確認したいというニーズは必ずあると思ったので奮発した。データ通信については当初iPhoneのテザリングで賄っていたが、格安SIMについて少し調べて、一番安いNuroモバイルお試しコース(データ専用 DOCOMO) を契約して使っている。これは月額300円で200MBまでは高速、それ以上は32kbpsに制限されるというもの。4月に上限を越した後低速モードで、走行中の新幹線と車でGoogle map上で自分の位置の表示をさせたところ、地図データの更新に多少時間はかかるものの、まずまず自分が歩きながら位置を確認する程度の用途には十分であろうと思える。

今回のGWの帰省では、Amazon Prime Videoからビデオをダウンロードして持って行った。これまでのiPad Mini 2と違い、広大なストレージで残りの容量を気にすることなくどんどん放り込んで行けるのが快適だった(結局あまり見なかったが)。

iPad miniの使い勝手は、私の使い方では、全く満足している。小型軽量で、通勤鞄に毎日入れて、休日に出かける際もいつも携行でき、自分の厳選した写真、アルバム、スライドショーを持ち出して、参照、アルバム(写真ではなく)の編集、書籍をKindle、i文庫に入れて読むという行為がいつでもどこでも(電車の中でも)できるというメリットが大きい。写真はキャビネ版(115mm x 165mm)程度の大きさで表示され、スマートフォンの画面と違って大きく、さらにアスペクト比が写真のそれに近いため、画面をフルに使って表示できる。安い買い物ではなかったが、買って良かったと思っている。

2019/05/04
んねぞう