Archive for 7月 16th, 2017

中華アンプ

iPad、iPhoneでYoutubeのバロック音楽の映像を、実家に帰省した時に居間の液晶テレビで見ているが、スピーカーの音が酷くて何とかならないかと考えていた。私は特に鋭敏な耳を持っている訳ではなく、また大音量で聴いている訳でもないのだが、一瞬音圧の高いパッセージになるとスピーカーの振動体と筐体がびびるるような衝撃音がして、びっくりして興ざめする。天下のPanasonicの液晶テレビのスピーカーがそんなものとは思いたくないが、なんとかならないかと考えているうちに、学生時代に買ったビクターのバスレフ型のフロアスピーカーがあったことを思い出した。アンプがあればテレビと繋いでゆとりのある音で聴けると思い、アンプを探したが既に処分してしまったらしく、学生時代に合わせて買ったヤマハのターンテーブル、トリオのチューナー、プリメインアンプ、AIWAのカセットデッキはなくなっていた。
昭和50年代に学生だった諸兄は身に覚えがあるかと思うが、その当時はオーディオブームで、ビクター、ヤマハ、トリオ、サンスイ、パイオニア、オンキョー、デンオン(当時はデノンではなく)、Aulex、Lo-D、Diatone、Otto、Technics、AIWA、ナカミチ等、今思い出すだけでもこれだけのメーカーが、外国製でも多くのメーカーが鎬を削って製品を発売していて、年に一回、私の通っていた地方の大学ではオーディオフェアと称して講堂を使って2~3日、メーカが揃って展示、実演販売などを行っていた。学生たちもそのオーディオに魅せられて欲しいものを買うためにアルバイトに精を出したものだ。そして、音を良くすためにはレンガやコンクリートブロックを置いて、その上にスピーカーを設置すると良いとか、ターンテーブルの回転数の同期には、50/60Hzで点滅する光源と同期するように、ターンテーブルに刻まれた縞模様が静止したように見える時がそれだ、とかいろいろアナログなテクニックがあった。当時のターンテーブルは、ワウフラッターを吸収するために、競って重くしていたものだが、今再び脚光を浴びているものはどのようになっているだろうか。そう言えば、ボリュームのつまみ等は、アルミ削り出しで高級感を出していたが、オイルショック後は姿を消した。今はどうなんだろう。日本の産業競争力の栄枯盛衰を目の当たりにする思いだ。

話が逸れた。これからが本題なのだが、長くなりそうなのでここで一旦切る。続きはこちら↓を押してください

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Mastodonのインスタンス開設

世の中ではTwitter, Facebook等のSNS疲れが流行っているらしく、それより緩い形の新しいSNSが勃興しているとか。
Mastodonと言うものだそうで、Facebook等とは違い、サーバが分散して独立運用されているため、ユーザ間の結合が緩いのが特徴。
Mastodonではサーバに該当するものはインスタンスと言うものだが、ユーザは好きなインスタンスを選んで加入してアカウントを設定できる。
インスタンス加入者同士のフォローは当然できるが、インスタンスを跨いだ形のフォローもできる。
インスタンスを自分で立ち上げることもできるらしい。しかしこれにはそれなりの知識とスキルが必要らしいので、おいそれとはできない。
中には「お一人様箪笥」と言って、自分一人のインスタンスを運用している人も多いとか。
発祥はドイツだが何故か日本で大いにユーザ数が増えているのだそうだ。
私も試しに無料のインスタンスサービスを使って、「お一人様箪笥」を作って見た。しばらく使って見て、面白ければ有償ベースの、独自ドメインが使えるサービスを使って見ようと思う。

2017/07/16
んねぞう