冬の顔 – Jan. 2019

ローカル線に乗って、終点の駅で降りる。日本最古の錬鉄製鉄道橋のある場所を目指す。一昨年の大晦日、天気の良い日に訪れたが、荒川の河川敷におりることができず、心残りだったため再度チャレンジ。

土手に到着、変わりやすい天気で、駅からの道中は強い雪の中を、雪だるまになりながらとぼとぼと歩く。河川敷に到着した。雪越しに見る枯れ薄が印象的だ
雪が小止みになった。河川敷に降りる階段と思しき場所に、雪が波状に積もっているのを発見して、何とか降りる。
先程撮った枯れ薄、雪を被った薄の枯れた穂に一抹の美を感じるのは私だけでないと思いたい
薄日が差してきた。土手を下から仰ぐアングルで薄を前に入れて撮影する。
薄日をバックに、雪の質感がうまく撮れれば良いがと願いつつ、何枚かシャッターを切る
何もない雪原、雲、雲の間から見え隠れする太陽、これに伴い変化する天気、光と影。私の原風景につながるため、拘るのだろう。小雪が舞う中だが、プロはこのような場で撮った写真でも商業的に使えるように仕上げるのだろうな
周辺減光があるが、気にすることはない
付着した雪によって白く縁どられたように見える木々の枝と薄。河原には、烏の他鴨、白鳥等がお互いに鳴き交わしながら羽を休めていたが、やがて連れだって下流側に飛んで行った

約30分程雪が靴の中に入って来るのも構わず雪原に足跡を残しつつ河原をさすらう。楽しいひと時だった


「商業写真」云々と書いたが、試しにLightroomでいじって見た。 何かに使えそうか?

2019/01/03

んねぞう