震生湖 – Jun. 2018

季節の移り変わりは早いもので、既に梅雨明け宣言が出され、一気に夏がやって来た。青い空と太陽に誘い出されるようにして、ふらふらと小田急線に乗り、ふらふらと秦野で下車し、ふらふらと震生湖に向けて歩き出す。

いつも立ち寄る白笹稲荷明神では、たまたま今日は半年に一度の大祓え(おおはらえ)の日とのことだった。作法に従って茅の輪をくぐるとこの半年間の不信心も不問に付して頂けるということで、早速くぐらせて頂く。傍らで神官の人たちがリハーサルをされている

震生湖に向けて大きなループを描いた上り坂をよたよたと上る。途中軽トラックしか通れないような直登のショートカットを通る。橙色の花びらが強烈な夏の日差しを通して、青空とのコントラストがきれいだったので一枚

途中、来た方向を、腰を伸ばして振り返り、一枚

大汗かいて震生湖に到着。釣り人が数人いるのみで静かだ。ここまでで駅で買った500mlのペッボトルの飲料を飲み干して、自動販売機でもう一本買う

湖畔に立つ弁財天、鳥居や幟の赤と緑の対照が鮮やかだ

震生湖を半周した、西の端。こちらからは、湖面が陽の光を反射して明るい。梅雨明けが早かったせいか、今の時期にしては水面が低い、と常連らしき釣り人が話していた

湖畔にいる猫も2匹、人間様用休憩所のテーブルの上で長くなって寝ているような暑さに、こちらも写真なんか半分どうでも良くなリかけて来るのを必死に歩いて、撮る。前回はこの先渋沢まで抜けたが、今回はその気力も体力もないので、来た道を戻る。そして最後はやっぱりビールだ

帰宅して、翌日以降写真を見直して見ると、いつものことだが辛かったがやっぱり写真を撮っておいて良かったと思う。その場で感じることと、後で冷静になって見返して見えて来るものの違いがあって、やはり楽しい

2018/06/30

んねぞう