江戸東京たてもの園 – Jun. 2011

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このところインド通いで、乾燥した、埃っぽい景色の中ばかりで暮らしていたせいで、日本の潤いのある景色に飢えていた。梅雨空の下、東京の小金井にある江戸東京たてもの園の中を彷徨い、渇きを潤した。やっぱり日本の風景は良い。

小金井公園の中を通って園の入り口に進む。途中の木の幹に生えている苔。空気も緑に染まっているようだ

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入り口を入った先のベンチと紫陽花。 

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高橋是清邸の縁側のガラス戸に映る新緑

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西川家別邸から庭園を望む。以前立っていた灯篭は震災で倒れていた

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茶室の蹲への飛び石

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豪農だった天明家の庭

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建築家 前川國男邸

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三井八郎衛門邸のしっとりと濡れた石畳と庭

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葉に珠のようになって留まっている雨滴。大きくなって、耐えられずにころころと滑るように落ちて行く

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在園中、ずっと程よい雨が降っていて、屋外でも、屋内からも、滴るような緑を堪能できた。園の係の方から今日は雨降りで残念ですねと声をかけられたが、いやいやそんなことはありません、雨降りだからこそ良いのですとか訳の分からない受け答えをして、相手を困惑させてしまった。

木の幹についている苔、木々の葉から零れ落ちる雨滴、濡れそぼる石畳、屋内から、ガラス戸の桟越しに見る緑…すべてが素晴らしい。

んねぞう