Prairie Home Companion と ヨーヨー マ

朝8時前に起きて、お目当てのヨーヨー マの出るセッションを聴いている。最初に紹介されたときの聴衆の歓声もすごい。Renee FlemingとのBachianas Brasileiras も良かった。また、ここでBachの無伴奏チェロソナタが聴けるとは思っていなかった。本当にヨーヨー マは素晴らしい。一音一音、音色に変幻自在に表情を持たせられていることが、この歳になってようやく分かった。周りのミュージシャンもそれに憶することなく楽しそうに共演している様子が伺える。良いなあ。

どうも例年秋から冬にかけて、(もう少し範囲を狭めて言うとハロウィンからクリスマスにかけて)中身にクラシックの要素が増えているように感じるが、これはクリスマスに向けた季節的な要因によるものなのか。

それにしても、このような、カントリー、ジャズ、時にはロックまがいのような音楽が演奏される番組でヨーヨー マやRenee Flemingのような世界的なクラシックの演奏家が受け入れられている番組というのは、日本ではあるのだろうか。音楽入門と言うような形でいろいろな音楽を紹介すると言う形態は別として、なかなか難しいと思う。この辺りに彼我の音楽の感じ方の違いがあるのではないか。いずれにしろ、いつもPrairie Home CompanionのGarrison Keillorと聴衆の雰囲気はとても良い感じだ。

2008/12/14
んねぞう

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