アメリカ「市民」

以前学生時代に猿谷要さんの本を読んだ中に、1960年代にアメリカで公民権運動があった際にアメリカの白人の何の変哲もない一家族が自己の信念に忠実に、周囲の白人社会の白眼視にも係わらずに家族が毅然として行動している姿の描写があったように思う。
当時のアメリカの中産階級(と言う言葉があるかどうか知らないが)の、その良い一面を象徴するような場面として記憶している。
その「信念」の拠り所だが、それは飽くまでも「自分に取って良い」ということではなく、少なくとも「社会に取って良い、またはそうあるべき」と言う基準が大切である、と言うことを教えられた。

んねぞう

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12 2003

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